おしゃれのプロ=スタイリストが注目する私服が素敵な女性。さりげない中に個性が光る人、最新モードをまとう強者など、推薦の弁と本人コメントには自分らしい装いのヒントが。スタイリストがラブコールを送るファッショニスタ8名を連載で紹介。#この人、ほんとにおしゃれなんです!
フォトグラファー/高橋ヨーコ:彼女なりのこだわりとスタイルがきちんとある|この人、ほんとにおしゃれなんです!vol.8
ラブコールを送る人
金子夏子
スタイリスト
「服はもちろん、車も家もすべてに
一貫したスタイルを感じる」
「若い頃に仕事で知り合ったヨーコさん。今では気心の知れた友人でもあります。似合うものをよく知っていて、服だけでなく車も家も、彼女なりのこだわりとスタイルがきちんとある。昔からまったく変わらないのに古くならないのは、さりげなくカスタムしてパーソナルに仕立てたり、少しずつブラッシュアップしているから。ベーシックでシンプルな着こなしは意外と難しい。それがおしゃれに見えるって、実はすごいことだと思うんです」
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高橋ヨーコ
フォトグラファー
shirt_VINTAGE (PENDLETON) sweater_ACOTE t-shirt_NO BRAND pants_ENGINEERED GARMENTS knit cap_NO BRAND glasses_MOSCOT pendant_ZOË CHICCO watch_VINTAGE (OMEGA) socks_MARCOMONDE sneakers_SHOES LIKE POTTERY
「愛車のブロンコさん(1972年製)に合わせたコーディネート。シャツは車と同じ70sの古着で子ども用。ほころびも直して着ています。新しい服は恥ずかしくて着られないので、妹に1年ぐらい着てもらうことも。気にしているのはサイズ感。セーターの下のTシャツは、裾から少しだけ白が出るように丈を直して。昔から自分にだけしかわからないルールがあって、小学生の頃は『シャツの襟はパリッとしてないと』とアイロンで糊つけをしてました(笑)。冬はニットキャップが基本なので、前髪にボリュームが出るようにパーマをかけています」
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高橋ヨーコ
1970年京都府生まれ。2010年に渡米し、サンフランシスコを拠点に活動。18年写真集『WHITE LAND』を刊行。20年3月、愛車とともに帰国。Instagram: @yoko1970