編集部に「服装がこわい」と言われ続けて早2年。スタイリスト遠藤彩香が今、シフトチェンジ!? キーワードは「ギリギリ」。ださい、コテコテ、なんて評価は恐れない。だけど品は保ちたい。最新私物を大公開!
コワイ女あらため、スタイリスト遠藤彩香がシフトチェンジ!? キーワードは「ギリギリ」。最新私物を大公開!

遠藤彩香
スタイリスト
〈パロモ・スペイン〉の戦利品はトレードマークである「くどい花柄」のブラウス。フレアパンツは〈セリーヌ〉、靴は本来ヘビメタやハードロック愛好家に人気の〈ニューロック〉。
「昨年、スペインのエディター、ルイ・ベネガスのインスタを見て、〈パロモ・スペイン〉(写真下)というブランドを知りました。彼らに新しいアイデンティティを感じ、盛りに盛ったスタイルに開眼。でも、こうした『とんでもない格好』でかっこよく見せるには、身体自体を改造する必要があるかも。とりあえず鼻や耳に追加でピアスを開けました。ロンドンで見た、シリコンを入れて尖らせた耳や、顔を真っ青にしたメイクなどにも興味津々です!」
Photo by Noel Quintela
7月のフジロックでビョークのピンクのセットアップ姿に感銘を受け、買いに走った〈バレンシアガ〉のウィンドブレーカー。ワントーンコーデ実現に向けて、同色のフレアパンツを捜索中。
「ハイ アンド シーク」で見つけた〈ヴェトモン〉のピアス。片耳ずつの販売だが、「トライバルな気分なので」2個買いで両耳に装着。金属を埋め込んでいるように見えるのがよし。
夏休みにロンドンの古着屋を巡った。左はスコットランドのキルトスカート。チェック+チェックのスタイリングをしたいと思っている。右のオールインワンは「ビヨンド・レトロ」で。
Tシャツはあえてダサめなものをセレクト。左の〈ゴーシャ ラブチンスキー〉はユニフォームっぽいところがいい。右は「トロ」で。「6000円ぐらいでした。サイズもぴったりなんです」
2足目の〈ニューロック〉は上野アメ横の「イケダヤ靴店」で購入。着用したもの(左上)との違いがわかりにくいが、「着用したのはスポーティ。こちらはハードなタイプです」とのこと。
ロンドン・ブリックレーンの古着屋で買った1950年代のシャツ。「ジャマイカなど南国にまつわることが書いてあります。たぶんアロハシャツ的なもの。カラフルなパンツを合わせたい」