芸人でアーティストのくっきー!が、今年、真珠養殖発明130周年を迎えるMIKIMOTOの依頼により、見開きビジュアルを自由に作成する企画が、2023年6月号から8月号まで3号連続で掲載された。純広ふうの体裁を狙ったため、「あれは何?」と巷をざわつかせたとかいないとか。今回、ようやく種明かしをいたします。
異色コラボ!MIKIMOTO×くっきー!
6月号〜8月号連続掲載、話題のグラフィックのネタばらし。

「GINZAでしかできない斬新な企画を」というMIKIMOTOからの要望を受け、編集部にもファンの多い芸人でアーティストのくっきー!に依頼したのは、見開き2ページを使った「MIKIMOTO」のビジュアル作成。「せっかくなのでなるべく制約なしで」という中、いただいたラフコンテがこちら。

ラフをもとに、モデルは2名に決定。スタッフ間でできる限りの想定と打ち合わせを済ませ、3号分をまとめてスタジオで撮影することに。衣装はカラフルなテイストを基本に、白い襟やカフスは、スタイリストが「くっきー!さんの絵画に出てきそう」と見つけてきたもの。MIKIMOTOのパールネックレスや新作コレクションを身につけ、気のいいモデルたちは、勘良くポージングを決めていく。「衣装、ええやん」「モデル、ええやん」とモニターに見入るくっきー!。細かい指示に答えるフォトグラファー。順調に撮影は進んでいく。しかし、これらの素材をもとに、一体どんなビジュアルが出来上がるのか!?凡人には計り知れない。

数週間経って、パールとモデルと切り花を大胆にコラージュした作品が、6月号分から順に到着しはじめる。毎号それをもとにアートディレクターが、ブランドロゴや「COOKIE!」のサインと姿をレイアウトして仕上げていく。想像以上にラフ通り!MIKIMOTOからも絶賛!!読者の皆さんは、奇才が際立つビジュアルにページをめくる手が止まったのでは?
ブランド側が用意した広告ページのようでいて、他誌では決して見ることができない、唯一無二のグラフィック。見逃した人はぜひさかのぼってチェックしてみて。

本誌では掲載できなかった、今回の企画に参加してくださったフォトグラファー、スタイリスト、ヘアメイクアップアーティスト、モデルの皆様をあらためて以下に発表します。ありがとうございました!
Photo_Wataru Kitao Styling_Kotomi Shibahara Hair&Make-up_Eriko Yamaguchi Model_Suzi、Natalia P(TOKYO REBELS)