@Burberry
〈バーバリー/BURBERRY〉から、愛の季節を祝う7本のショートフィルムシリーズ『It’s Always Burberry Weather: London in Love』が到着。往年のロマンティックコメディへのオマージュに溢れた映像のなかで、変わらぬアイコンのトレンチコートやバーバリーチェックが光る。
👗FASHION
〈バーバリー〉の愛とウィットが詰まったフィルム
ロンドンの天気のように予測不可能な美をケイト・ウィンスレットらが表現

晴れていると思えば、突然のどしゃ降り。ロンドンの天気の予想のつかなさといったら、まるでクラシック映画が描くラブストーリーのようだ。そのどちらも、イギリスらしいイメージを作ってきたものに違いない。そしてその「らしさ」の横にはいつも、あのチェック柄がある。
2025年2月に〈バーバリー〉から届いたのは、そんな典型的な光景への愛に満ちた6本の短篇。「Love(愛)」「Life(人生)」「Rain(雨)」を主題に、ロケーションはロンドンの街!雨の中のキス、ブーケを持っての待ち合わせ、公園で二人きりのピクニック…1990年代から2000年代の英国ロマンチックコメディを彷彿とさせるモチーフが、豪華キャストによって軽妙に表現されていく。
ケイト・ウィンスレットはじめ、エイミー・ルー・ウッド、チェン・クン、ジョディ・ターナー=スミス、マイケル・ウォード、ニコラス・ホルト、リチャード・E・グラント、ソン・ソックらの演技には、たっぷりのロマンスとウィット、そしてひと匙の皮肉が光っている。
登場人物が着こなすアイコニックなコートや、雨が降った途端にパッと開く大きな傘、くるっと巻かれたスカーフも、物語の大切なアクターだ。チャーミングで親しみやすく、それでいて確かなクラフトマンシップを伝えるもの。そんな〈バーバリー〉のアイテムは、革新と伝統のシンボルでもある。
ブノワ・ドゥロームが監督し、デヴィッド・レーンがアーティスティック・ディレクターを務めた7本のフィルム。見ていると、ふと大好きな誰かを思い出す。予測不可能な天気の変化も愛おしくなるような、そんな物語が〈バーバリー〉とともに紡がれている。
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Text_Motoko KUROKI