いつだって時代の空気を纏って台頭する女優や表現者に惹かれる。 彼女たちが新しい表現を試みているならなおさらだ。 私物を生かしたスタイリングで素の表情や今年の目標を聞きつつ、 フレッシュガールの“いま”の表情を、写真家・奥山由之が切り取る。
👗FASHION
岸井ゆきの フレッシュガールの“いま”の表情を、写真家・奥山由之が切り取る

マフラー*本人私物/ニット ¥76,000(ルッツ | キャンディ)/ワンピース ¥32,000(フレッド・ペリー)
一筋縄ではいかない、成熟した大人の佇まい
シリアスからコミカルまで縦横無尽。そのどの役にでも見る側を引き込む不思議な説得力を持たせる。「約束はあまりしないんです。ふらりと映画や芝居を観に行くのが好き」というつかみどころのない性格も魅力的。「今年は心の余裕を持てるようになりたい。あと、妖怪を演じてみたいです。どうやったら感情移入できるのかを考えたら面白そうだなって」。大の布好き。
◆本人私物アイテム◆
私物は叔母さんのお店で買ったマフラー。
岸井ゆきの
きしい・ゆきの
1992年生まれ。TBS日曜劇場『99.9 -刑事専門弁護士- SEASONⅡ』に出演。主演映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』で第39回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞。