代官山、旧山手通り沿いに今月オープンした「THIRD MAGAZINE」。オンラインでは商品購入、実店舗であるショールーミングストアでは試着や豊富な経験を積んだプロの接客が受けられるという利用目的を分けた新しい試みが今注目されている。
代官山に大きなフィッテイングルーム!THIRD MAGAZINEがオープン

次世代セレクトショップとも言える「THIRD MAGAZINE」。ECショップベースでありながらコレクションに実際に触れて試着を楽しむことができるという。
ラインナップの7割はオリジナルラインの〈THIRD MAGAZINE〉、2割は〈SONIA RYKIEL〉や〈CANAL NY〉など幅広くセレクトされたインポート商品。その他に大人へ向けたヴィンテージなどの古着が並ぶ。
〈THIRD MAGAZINE〉オリジナルTシャツも!(右マネキン)
店内は広々とした空間。
「無知な中、直感やタイミングで出会うのが1st、トレンドや周囲からの評価を気にして見つける2nd、様々なものを知った上で自分にあったものを選べるようになるのが3rdフェーズ」をコンセプトとして掲げ、その第3段階にいる大人の女性へ向けたファッションを提案してくれる。
2階はプレスルームになっており、今後シーズン中にはスタイリストを絡めたイベントを計画したりとトレンドの発信の場となりそうだ。
2階プレスルーム様子。
大人の女性のファッション同一化を懸念し、もっと着こなしを楽しめるブランドを作りたいという思いと今の時代に即したサービスでコレクションの魅力を伝えたいという考えのもと、誕生したのが自由に全アイテムを全サイズ試着できるショールームだった。試して気に入ったものは、オンライン上で決済し、後日商品が手元に届くというシステムはとても新鮮。
もちろん、迷ってしまったら、家で購入することも可能!このシステムならフィッティングルームでの遠慮や緊張感からは解放されそう。
ソファに座ったり、お茶を飲んだりと広くゆったりとした空間。
本当に欲しいものや似合うものと出会うなら、自分のペースでじっくり考えてから買い物したい。流行り廃りはあるものの、一着を長く愛して着ることは今の時代に即しているのではないだろうか。
オープン前日に開かれたレセプションパーティーの様子。
おしゃれなフードも登場!
会場の一角ではアーティスト・長井大季さんにイラストを描いてもらえるイベントも。
ポップなイラストは大人気で長蛇の列。
もちろん店頭商品もチェック!
「THIRD MAGAZINE」
住所: 東京都渋谷区鉢山町13-16
Tel: 03-5784-2588
営業時間: 11:00-20:00
@third_magazine
Text & edit: nico.A