佐田真由美 さん
素材なし
モデル、ジュエリーブランド〈エナソルーナ〉ディレクター。歴代アイテムをスタイリストたちがリコメンドする、弊誌連載「Dear LADIES」もチェックを。
のれんには〈中華麺〉とあるが、訪れる人の9割が頼むのが、看板メニューの〈じゅうじゅう焼〉。ガス火でかんかんに熱した鉄板にあふれるほどキャベツを盛り、ニラとニンジン、そして別の鍋でこんがりと焼いた豚肉をオン。最後に秘伝のタレをたっぷりと回しかけ、猛烈に湯気が立った状態で客席へと運ばれてくる。「あまりのおいしさに、頭の中で雷が落ちました」と、初めて食べた瞬間からこのじゅうじゅう焼きにはまってしまったという佐田さん。「友達と近所でごはん、という時もよく行くし、結婚記念日に主人に『どこか行きたいお店ある?』と聞かれた時も『千徳!』と即答でした(笑)。ボリュームはあるけれど野菜がたっぷりで胃にもたれないし、何よりタレが絶品。いつも、定食をぺろりと完食です」
生卵をトッピングした〈スタミナじゅうじゅう焼〉が一番人気。ごはんとスープがつく〈スタミナじゅうじゅう焼ライス〉840円、ジャンボ餃子は3個で300円。
全9席のカウンターのみ。
本来はラーメン店だが、「ラーメンは1日3杯出るか出ないか(笑)」と、2代目店主の千徳秀一さん。熱々のじゅうじゅう焼が圧倒的人気。
タバスコをたっぷりかけるのが、通の食べ方だそう。辛みの引き立つ赤か、マイルドな辛さで酸味のある緑かは、好みでチョイスを。
ごはんに味玉子をトッピングするのもおすすめ。1個80円。
半ラーメンがつく〈スタミナじゅうじゅう焼セット〉890円は、さらにボリューミー!
ごちそうさま〜
次回のゲストは…
森岡書店 店主 森岡督行(よし ゆき)さん です
佐田さんのおすすめ、ほかにも
たこ焼きなら松陰神社前「たこ坊」の、胡椒風味&レモンの〈ペッパーキング〉。鎌倉中央食品市場の入り口にある「秀吉」の〈フォアグラ串〉も絶品! 凹んでいる時に食べると救われるのは、会津柳津(やな いづ)「小池菓子舗」の〈あわまんじゅう〉。優しい味わいです。
千徳
東京都品川区戸越3-4-19
☎03-3787-4014
営:18:00〜2:00
休:木