まずは8種の〈野菜の惣菜もりあわせ〉をぜひ。フレッシュなカリフラワーやウルイは生で、赤かぶはマリネ、安納芋はマッシュに。ツボを押さえたひと手間に素材が引きたち、まるで細胞が喜ぶようなおいしさだ。フランス料理に旅の記憶を盛り込んだ品田大輔シェフのやさしい味に、パートナーの清原奈那子さんが選ぶヴァン・ナチュールが、しっくりなじむ。木の風合いを活かした古民家のこぢんまり感も、居心地がよい。
野菜の惣菜もりあわせ(¥1,800)は、酸味、甘味、スパイスのバランスが抜群。クスクス、ファラフェル(ヒヨコ豆のコロッケ)なども入り、満足感たっぷり。
松陰神社前の話題のスポット、共悦マーケット内にあるお店は、地元の人たちでにぎわっている。