きらびやかなクリスマスが過ぎ、少しひっそりとしていたロンドンも、2月に入りバレンタインモードが急上昇。この時期だけのスペシャルなパッケージやディスプレイをチェック!
ロマンスを盛り上げるキーアイテムを揃えて
イギリスのバレンタインに欠かせないのは、チョコレート、メッセージカード、バラなどの花束。まずはこのすべてが揃う王道の有名デパートへ。
ポップなハートモチーフが目を引く
キャッチーなハート形カードスタンドがお目見えしたSelfridges(セルフリッジズ)。ハイブランドから注目のデザイナーズブランドまで揃うハイセンスなデパートだけに、外国からの素材や製造方法を上手に活かしたブリティッシュブランドの数々だけでなく、各国からの名ブランドチョコ揃い。





英国王室御用達でギフト人気も高いCharbonnel et Walker(シャルボネル・エ・ウォーカー)
味わい深いジャンドゥーヤが有名な Bonieri(ボニエリ)
シャンパンの風味が鮮やかなハンドメイドチョコHoldworth(ホールズワース)
日本でもおなじみのPierre Herme(ピエール・エルメ)もスペシャルパッケージに
男女問わず様々なニーズに応えるバラエティ豊かなカードラインナップ





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ラグジュアリーなギフトを求めて
老舗高級デパートのHarrods(ハロッズ)では、オリジナルアイテムの他にも、印象的な美しいバレンタインアイテムがラインナップ。まるでジュエリーのようなフルーツケーキSARI CAKES(サリ・ケークス)や、バレンタインモチーフが繊細に描かれた可愛らしいアイシングクッキーはお相手の反応も楽しみ。Hamper(ハンパー)と呼ばれるバスケットにワイン、コンフェクショナリーを詰め合わせたセットは、一緒に楽しみたいカップルにおすすめ。
進化著しいブリティッシュ・ショコラティエも見逃せない
閑静な高級住宅街に洗練デザインのショップ
かの有名なノッティング・ヒルを発信地とするMelt(メルト)は、洗練されたシックなパッケージの数々が印象的。バレンタインらしくラブリーなメッセージ入りのロリポップもよし、素材の良さを存分に味わえるチョコバーやフィンガーバーを選んで、ボックスに詰め合わせるもよし。
「匠のチョコ」という名にブランドの自信が溢れる
数多くの受賞歴をもつArtisan du Chocolat(アルティザン・ドゥ・ショコラ)、スタッフの一押しは「”食べるカクテル”よ、夜にゆっくり楽しんで!」という、ゴールドのボックスの中に贅沢にも2段重ねで味わい深いアルコール入りチョコレートの数々が詰まったもの。
ショップウィンドウには、一面に何やら赤い文字がぎっしり。「時を巻き戻せればいいのに。そうしたら、私はあなたをもっと早く見つけて、もっと長く愛せたのに」…など、とてもスイートな愛の引用句でうめつくされたロマンティックな演出。
めくるめく耽美なチョコワールドは鮮烈なインパクト
これまでが”正統派”とするならば、ショップ名から一風変わっているのが Choccywoccydoodah(チョッキーウォッキードゥーダァ)。チョコレートで表現できるものをすべてやり尽くしてやろう、という気概を勝手に感じてしまう大作がぎゅうぎゅうに詰まったショップ。モッズ、サイケデリック発祥の地と言われるカーナビー・ストリート界隈でも強い存在感を放っています。
バレンタインギフトのオススメを聞くと、「正直何でもいいのよ!アイラブユーってカードに書いて、好きなチョコを渡せばOK」。ずっしり1kgはありそうなロリポップのロッキーロードをご推薦。
「カードに書くワードはコレね」と至れり尽くせり
”The path to true love is a Rocky Road.”=真の愛に通じる道は「ロッキーロード」。つまり、山あり谷ありデコボコの人生を経て真の愛にたどり着く、という感じ?うーん深い。
他にもレストランはスペシャルディナー、クラブはイベントと、スペシャルなバレンタイン企画いろいろなロンドン。今年はどう愛を伝えようかと、ロンドナーも内心ソワソワと心待ちな様子です。