ご機嫌いかがですか?
最近の私は、脈略もなく、断片的なイメージが浮かんで消えていくのです。
映画のワンシーン、いわゆる名場面ではなく、「そこ?」と自分にツッコミをいれたくなるような何気ないカットが脳内に再現されたり、昔、足を運んだ場所を懐かしく思い出したりします。
連想が広がり、あの人に会いたいと願い、もう亡くなっていることに改めて気づいて打ちのめされたりしています。心の働きって不思議ですね。
夢ばかり見る時期にも似て、ソートがかかっているのだなと思います。
人生の優先順位が変わって、新しいシステムに対応するために、見えない部分で入れ替えが起こっていくのです。かつて大事だったものは過去となり、また、新しい時間が始まっていきます。
清算をし、決着をつけ、思い出を呼び起こして意味づけを変えて、何度もさよならを言って、やっと卒業するのかもしれません。
人生って、なんだか途方もないですね。