地球に優しい素材を用いて、どんな天候でも活躍する機能性と耐久性を備えたウェアやアクセサリーを提案する〈エーグル/AIGLE〉。梅雨を控えた今の時期に気になるのは、雨をポジティブに受け止められるようになるアイテム。急な雨にも負けないレインジャケットと、快適な履き心地のラバーブーツにフォーカスし、着こなしのスタイルサンプルをご紹介。
雨の日が恋しくなる〈エーグル〉
傘を持たず、軽やかな足取りで

1853年、優れた柔軟性や耐久性を発揮する天然ゴムに、柔軟性と耐久性を担保するヴァルカナイズ製法を施した素材を用いて画期的なラバーブーツを生み出したフレンチブランド〈エーグル〉。その圧倒的な履き心地の良さから、ブランドの名は瞬く間にフランス中に知れ渡ったという。

レインジャケットとブーツを使った旬の着こなしアイディアを、テイスト別に提案したい。
シンプルな装いながら洗練された雰囲気に
フレンチカジュアル
スタンダードなコーディネートに差し色やテック素材を加えることで、よりモダンなフレンチカジュアルスタイルに仕上がる。最高のスパイス的存在として、真っ赤なレインジャケットはいかが?ジッパーはとめず、トップスのボーダーをちらりと見せて。履き口に赤いラインが入ったブーツを合わせれば、ジャケットとの色がリンクして全体のトーンがまとまるはず。
急な雨でも、ポンチョさえあれば濡れ知らず!ポンチョをフレンチカジュアル仕様に着こなすならば、しなやかに揺れるポンチョのシルエットをいかし、無駄を削ぎ落とした引き算コーディネートに。クラシカルなロングブーツでエレガントなムードをさらに高めて。
ぬかるんだ道も軽快に歩けるラバーブーツと小さく畳めるレインコートは、天気が変わりやすい山でのフェスにも重宝。モノトーンのTシャツとショートパンツに、スモーキーなブルーのコートをさらりと羽織れば、プレイフルで小粋なフェスルックの完成だ。
機能的なギアアイテムをスタイリングにMIX
スポーツモード
ミリタリーを思わせるマニッシュなカーキ色のフーデッドジャケットとショート丈ブーツは、エネルギッシュに動きたい日に最適。インナーに白シャツ、ボトムに細身のパンツを合わせれば、無骨さの中に上品さも醸すことができる。ベージュなどライトカラーのジャケットでウェストマークして、スタイリングに余白を持たせるとベター。
オーバーサイズのポンチョをドレスに見立てて着るのも面白い。ニュアンスのあるブルーのポンチョの足元は、同じく青で揃えよう。ポンチョとブーツとソックスだけのミニマルな合わせだが、濃淡異なるブルーのグラデーションが装いの印象に奥行きを与えてくれる。
ポンチョをドレスに見立てるなら、レインコートをワンピースがわりに着たっていい。さらにその上にレインコートをレイヤードすれば、雨風をしっかり防いで、傘いらず!?フーデッドコートは8色展開なので、色の組み合わせは熟考を。アウターに愛らしい淡いピンクを選んだなら、中はネイビーを合わせると媚びないかっこよさが表現できそう。
雨天は一般的に気圧が低くなり、自律神経のバランスが乱れ、憂鬱になってしまいがち。そんな時でも、雨風に強い素敵なアイテムがあれば、外に出ることが楽しみに変わるはず。〈エーグル〉のレインジャケットとブーツで、雨の日の可能性を広げてゆこう。
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Text_Ayako Tada