ここ数年、感じていることがあるのです。
世の中、矯正力がかかり過ぎだなってこと。星占いで設定されている星座のキャラが薄らいでいます。たとえば、おとめ座さんならば、厳しさにセーブがかかっています。
本来のあなたは批判好き、いいか悪いかをジャッジしたいはず。でも、多様性の時代ですから、ダメ出しはキツく響きます。
無意識に自制をかけて、無難なコメントを心掛けるうちに、善悪の基準が曖昧になっていくのです。
同様に、計画性も持ちにくい、なにしろ、いつ緊急事態宣言が発令されるかわからなかったですもんね。完全主義も緩和されているはず。
パーフェクトを求めてしゃかりきになるというのが、時代の気分に合わない、無理をせずに、ほどよい落とし所に収めていこうと言われたら、「いえ、限界を超えて頑張りましょうよ」とは言いにくいわけです。
そんな風に、どの星座も特徴が消えて、全体にのっぺりした印象になっていると思うのです。