真っ青な空にまぶしい太陽、もくもくと立ち上がる入道雲。森へ続くでこぼこ坂道を自転車で走るのです。麦わら帽子が風に飛ばされて、喉に引っかかってジャマなのですが、ここで止まるわけにはいきません。
ぐんぐん進む、どんどん進む、そして、ふっと気づきます。これは、本当に体験したこと? それともゲームの記憶? 何かで読んだお話のエピソード? リアルにあった気もするし、なかった気もする。さあ、どっち?
スイカを切る、素麺を茹でる、冷やし中華を食べる、薄荷のスプレーをする、その度に、懐かしい、夏がまた来たと感じます。
もちろん、心待ちにしているのは、ここ数年お馴染みの酷暑ではなく、スコーンと抜けている思い出の中の暑さなのですが、贅沢は言わずに夏を楽しみましょう。あの頃のように、毎日ご機嫌、いつでも元気いっぱいの7月を楽しめたら幸せですよね。
ノスタルジックな2025年の夏、ご一緒にいかがでしょうか?