©James Turrell & Lalique
2024年8月29日(木)まで、「伊勢丹新宿店 本館5階 キッチンダイニング」にて、〈ラリック〉×ジェームズ・タレルの限定アートピースが展示販売されている。
光を操る芸術家と高級ガラスメーカーが共作した限定アートピース
©James Turrell & Lalique
2024年8月29日(木)まで、「伊勢丹新宿店 本館5階 キッチンダイニング」にて、〈ラリック〉×ジェームズ・タレルの限定アートピースが展示販売されている。
アメリカの現代美術家ジェームズ・タレルは、光を意識させるインスタレーションを数多く制作し、「光の芸術家」として知られている。日本でも「金沢21世紀美術館」や「地中美術館」が作品を所蔵。彼が創り出す不思議な空間に身を投じると、まるで知らない世界に迷い込んだ気分になる。そしてどこか神秘的。
そんなタレルが初めて香水を制作したという。コラボレーションしたのは、フランスの高級ガラスメーカー〈ラリック〉。創業者ルネ・ラリックは、ジュエリー作家からガラス工芸家に転身した経歴を持ち、彼の創造性を受け継ぐクリスタルガラス製の装飾品は、どれもうっとりする美しさを放つ。
なんと、今回のプロダクトの制作期間は、4年以上!知覚と嗅覚の融合をコンセプトに、アメリカ西部の美しさにインスピレーションを得て二つの香水瓶が誕生。ボトルは、エジプトやアジアにある仏塔がモチーフに。〈ラリック〉が誇るマニュファクチュールの高度な職人技術によって繊細なディテールに仕上がっている。
また、フレグランスにもこだわりが詰まっている。調香師と作り出したのは「レンジライダー」と「パープルセージ」。二つの香りは、タレルの活動拠点であるアリゾナの自然をイメージしたもの。
さらに、〈ラリック〉初となるクリスタル製のパネルライトも。グラデーションが印象的な一枚は、まるで絵画のよう。鑑賞者を閉じられた親密な世界に引き込んでしまう。
二人の光の芸術家による香水とライトパネル。知覚に触れ、驚きをもたらす作品に心を掴まれるはず。
期間_開催中〜2024年8月29日(木)
営業時間_10:00〜20:00
場所_伊勢丹新宿店
住所_東京都新宿区新宿3-14-1
Tel_03-3352-1111(大代表)
Text_Nico Araki