黒に注目しているのはファッションの世界だけではありません!私たちの周りにあふれるカルチャーの中の“小さな黒”をご紹介。
「ブラック」がしたためられた音楽で、秋冬のサントラは決まり!

黒を名に持つレーベルやバンドの、
奥行きある美学に触れる
Label:Blackest Ever Black
thegarden
" width="320" height="320" />Carla Dal Forno『The Garden』
「ロンドンでレコード店Low Campanyを営み、編集者としても活動するKiran Sandeが主宰。硬質で重厚感漂う低体温の電子音やノイズに特化した作品のリリースが多いが、比較的柔らかな雰囲気で聴きやすくておすすめなのは『The Garden』。どこかノスタルジック」(加藤さん)
こちらもオススメ
・ F Ingers『Awkwardly Blissing Out』
・ John T. Gast『Wygdn』
・ Officer!『Dead Unique』
Label:Black Dirt Studio
Wednesday Knudsen & Willie Lane
『NATCH9』
「黒と白で統一されたジャケットとともに、ダークで泥臭いギターサウンドを届けるNYのスタジオ兼レーベル。『NATCH9』は、人里離れた山奥で鳴らされているかのよう。あるいは、ジム・ジャームッシュやヴィム・ヴェンダースの映画に登場する荒野が脳裏に浮かびます」
こちらもオススメ
・ Pigeons『The Bower』
・ Michael Chapman『50』
・ Sarah Louise『Nighttime Birds and Morning Stars』
Artist:Black Lodge
「Mo’waxやThe Trilogy TapesなどUKのコアなエレクトロニック系の音楽レーベルを渡り歩く謎の集団。『Bitter Blood』は笛や管楽器、RPGを想起させるチープなシンセサウンドと機械音や金属音が重なり、労働者階級の人々や泥にまみれたパブの闇がイメージされます。Strawberry Switchblade化するキュートなエレポップも収録」
『Bitter Blood』
Artist:Black Country, New Road
「イングランド・ケンブリッジ出身、ロンドン拠点の注目の新人バンド。最新シングル『Sunglasses』は、イギリス人らしい皮肉めいたブラックユーモアがあふれ、超絶フリーキーなサックス、乾いたギターが鳴り響くポストパンク。ブラックレザーのミニスカートでバイオリンを奏でる女性メンバー、Georgia Elleryによる別バンド、Jockstrapもあわせてチェックして」
『Sunglasses』
🗣️
加藤正広
>> 「bonjour records」バイヤー。音楽のみならず、最新のファッションからアートの動向を分析し、独自の目線でライター業も行う。
Text: Ayana Takeuchi, Naoko Aono, Tomoko Ogawa, Naoko Sasaki, Mako Matsuoka, Momoka Oba, Emi suzuki