ゲイを描いたアートでLGBTQの権利を訴えたフィンランドの作家トム・オブ・フィンランド。2020年9月18日(金)から10月5日(月)まで、「渋谷パルコ」地下1階の「GALLERY X」にて、日本初の個展『Reality & Fantasy The World of Tom of Finland』が開催される。
「渋谷パルコ」でトム・オブ・フィンランドの日本初個展が開催。LGBTQの権利を訴えた作品

LGBTQコミュニティのみならずアート界でも影響力のある、フィンランド出身の作家トム・オブ・フィンランド。今回、日本初となる個展『Reality & Fantasy The World of Tom of Finland』が、「渋谷パルコ」地下1階の「GALLERY X」にて開催される。
トムの生誕100周年にあたる今年。日本初公開となる1946〜1989年の間に製作された30点が展示される。彼の名が一躍有名になるきっかけとなった、『Physique Pictorial』の表紙を飾ったドローイングなど、誌面で掲載された作品も数多く並ぶ。
また、作品を通して彼の多彩な才能に注目すると同時に、LGBTQの権利を世界中に推し進め、ゲイ・カルチャーの創成期を担ったレジェンドとしての一面も紹介。
さらに、展示会の開催を記念して、Tシャツやトートバッグ、バッジ、クリアフォルダーなどのスペシャルアイテムも販売するので、こちらもお見逃しなく。
性の解放とともにファンタジーの世界を追求しながら、まったく新しい“ゲイの男らしさ”を描いたトム。当時の社会がゲイ男性に押し付けていたイメージを払拭し、自由と社会の寛容を促した彼の役割を、この展覧会から是非、学んでみて。