モデルの森星さんが手がける心地よくてハッピーな「循環」を楽しむヒントが詰まったおしゃれ小屋「シティ シェド」。2021年1月5日(火)までの期間限定で「渋谷スクランブルスクエア」にオープンした。
森星さんが初ディレクション!「渋谷スクランブルスクエア」に「city shed」が期間限定オープン

「夢によく出てきていた私の理想が形になりました。妄想していたよりもずっと可愛い!」と、森星さん。渋谷スクランブルスクエアの4階の一角に期間限定で出現したのは、ウッドデッキのガーデンコーナー、ベッドルーム、メディテーションコーナー、キッチン…。私物も什器として持ち込んだという、自宅をそのまま再現したようなスペースは、商品のセレクトから空間演出まで、森星さんが中心となって作り上げた初のライフスタイルショップだ。
ショップ名は「シティ シェド(city shed)」。海外で浸透しつつある、女性の趣味部屋という意味の「she shed」をもじり、性別・人種・年齢を超えた広い意味を持たせたいと名付けたのだとか。家で過ごすことが多くなった昨今、自分の部屋こそインスピレーションを育める場であってほしい。手前の木の柱で囲ったキューブは、森さん自慢のメディテーションルームのイメージで。小上がりに畳を敷いて、花道家の渡来徹さんによる鎌倉野菜も盛り込んだ植栽の箱庭がアーティスティック。
「環境や循環について考えることも、とても大切な時代ですよね。でも、それを難しいことにしたくなくて。それまでとは少し違う、楽しくて可愛くて気持ちいいなと思った新しい選択が、実はサスティナブルに貢献しているというのがいちばん!ここに集めたのは、そんなアイテムばかりです」。
グリーンに彩られた店内は、森さんお気に入りの光のアーティストによるキラキラと舞うライトも印象的。ショップを訪れた人からは、なんだか癒された、というフィードバックも寄せられている。
「言葉を尽くしても伝わりづらいことも、こうした場を設けることで、感じとってもらえるんじゃないかな。私の思いをちゃんと受け取ってもらえていると感じるんです。“やめる”とか“我慢する”のではなくて、前向きでハッピーな気分でできる方が、サスティナブルな生活は絶対に広がるし続けられるはずですから」。
混雑を避けるなら事前予約がおすすめ。ぜひ足を運んで、新しい選択肢に出合いに行ってみて。ポップだったり愛らしかったりする小さな雑貨のひとつひとつに温かい気持ちで作られた背景があり、ところどころに置かれた本もニューノーマルな暮らしのスタートを切るきっかけになる。
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森星
ファッションモデルとして国内外を問わず活躍。最近は、サスティナブルフードトラック「エデン」での体や環境に優しい食の提供するといった、ライフスタイルの提案も話題。