人気が高まっているアートトイブランド〈ポップマート/POP MART〉。日本第一号店である「POP MART 原宿本店」では、新商品の発売などに合わせたディスプレイを展開。ひとたび足を踏み入れれば、人気キャラクターの「モリー/MOLLY」や「スカルパンダ/SKULLPANDA」が彼女たちの世界へ誘う。フォトスポットも充実した夢のような空間は、春のお出かけにぴったり。
まるで小さなテーマパーク!「POP MART 原宿本店」
新作フィギュアのアートなディスプレイの世界に迷い込みたい

いろんなアーティストやデザイナーとタッグを組んで誕生したオリジナルのフィギュアを中心に展開する〈POP MART〉。キャラクターごとに設定された唯一無二の世界観、キャッチーな見た目、そしてなにより細部までこだわりが光る精巧な造りこそ、関心が高まっている理由だ。これまでにディズニーやバービー、テレタビーズなど、数々の有名キャラクターともコラボレーションを果たしてきた。直営ストアは、アメリカ、カナダ、イギリス、韓国、シンガポールなど、世界中に500店舗以上を超える。日本には現在8店舗を出店し、その第一号店が明治通り沿いにある「POP MART 原宿本店」だ。
店内のフロアでは、3階にはコラボレーションもの、2階はメインキャラクター、1階にはその時期の注力商品となるフィギュアがディスプレイとともに並ぶ。

この春は、新作の「MOLLY」と注目のキャラクター「SKULLPANDA」が大々的にディスプレイされている。
まず、入って左手のオーロラ色の壁には、いろんな姿をした「MOLLY」が集結。2016年に〈POP MART〉のキャラクターとして、最初に加わったのが彼女だった。アーティスト兼デザイナーのKenny Wong (ケニー・ウォン)がデザインしたキャラクターで、鮮やかな青い大きな瞳がチャームポイント。絵を描くのが好きで、尽きることのない好奇心で自由に創作活動している設定だ。
現在展示されている中には、「ボストン美術館」とコラボレーションした「MOLLY」も。印象派を代表するフランスの画家クロード・モネの作品『睡蓮』を王冠や瞳、ドレスに配した装いに。塗り重ねられた絵の具のタッチや曖昧な色彩も、モネの絵画を見事に再現している。

また、正面には、手のひらほどの小さな「SKULLPANDA」がシリーズごとに分かれたボックス内にディスプレイされている。若手アーティストとして活躍するデザイナーの名前を冠した彼女は、多様な人格を持ち、さまざまな世界線を行き交い、本当の自分を探し続けている。両耳にオーブを備え、ふっくらとした脚や少し開いた唇が特徴。
テーマごとに発表される新作のフィギュアは、トイでありながらもアート作品と同様にコレクションしたくなるデザイン。店頭には、キャラクターをモチーフにしたチャームやバッグ、スマホケースなどのアクセサリーも揃っている。それぞれの世界観をたっぷり味わえる「POP MART 原宿本店」をこの春ぜひ体感してほしい。
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【POP MART 東京キャラクターストリート POP UP STORE】
東京駅で開催中のポップアップでは、「SKULLPANDA The Mirage」シリーズ(ピース各¥2,255、アソート¥20,295)が先行販売中。
期間_開催中〜2025年4月10日(木)
営業時間_10:00~20:30(最終日は18:00まで)
場所_東京駅一番街 東京キャラクターストリート F階段下ワゴン
住所_東京都千代田区丸の内1-9-1
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Photo_Kanta Torihata Text_Nico Araki