ブエノスアイレス発のフレグランスブランド〈フエギア 1833〉から、2023年3月9日(木)、新たなホームコレクションが登場。「ペルフーメ デ アンビエンテ(空間のための香り)」と名づけられたルームスプレーで、ブランドのパフュームコレクションで人気がある11種の香りを展開する。
〈フエギア 1833〉から、香りへの冒険心に満たされるルームスプレーが登場。空間に個性を与える11種
香水というのは、香料にアルコールなどの溶剤を混ぜ合わせ、アルコールを蒸発させることによって香りを広げる仕組みが一般的だ。そのため、独自研究を重ね、溶剤を一切使うことなく、深く濃密に香らせるコレクション「プーラ エッセンシア」を登場させた〈フエギア 1833〉は、当時、大きな話題となった。
その〈フエギア 1833〉が、今回、新たに発売するのがホームコレクション「ペルフーメ デ アンビエンテ」。南米ウルグアイの植物学研究所で採取された厳選香料のみで作られる「プーラ エッセンシア」に、香りの拡散性をいっそう高めるべく、45種の薬用植物エキスとオーガニックエタノールを加えたという。
「ペルフーメ デ アンビエンテ」200ml ¥22,000。ボトルには品質保持に優れたバイオフォトニックガラスボトルを採用。
すでに展開されているディフューザーコレクションが、パーソナルスペースを一定の濃度で香らせるのに優れるのに対し、「ペルフーメ デ アンビエンテ」はスプレータイプゆえ、香りの強弱をプッシュ回数によって変えることが可能。また、布アイテムに香りを直接纏わせるのにも適している。
リビングのソファでゆったり読書をする際に、書物が整然と並ぶ書棚などをイメージした「ビブリオテカ デ バベル」の香りをクッションに吹きかければ、本の世界に没頭できそうだし、心地いい晴れの週末に、庭園に生い茂る植物との意外な出合いを想起させる「タイース」の香りをカーテンに纏わせれば、室内に風が吹き注ぐたびに芳しいグリーンの香りを届けてくれそうだ。
創業者であり調香師のジュリアン・ベデルが詩や自然、歴史などさまざまな文化から得たインスピレーションを香りへと昇華させた、個性的なラインナップが特徴の〈フエギア 1833〉。「ペルフーメ デ アンビエンテ」からは、まずは人気の11種の香りが登場する。香水のように肌につけるとなると、自分と似合うかどうかという視点で香りを選びがちだが、空間を香らせるのであれば、いろいろと冒険できそうだ。
【フエギア 1833 六本木店】
Text: Ayako Tada