ハリウッドのコメディレジェンド、ウィル・フェレルとリース・ウィザースプーンを主演に迎えた、Prime Videoで独占配信中の『真心を込めて招待します』。2つの結婚式が同じ日、同じ会場で、まさかのダブルブッキング!両家にとって一生に一度の大切な機会を死守すべく、花嫁の父と、もう一人の花嫁の姉が、カオスなバトルを繰り広げる——。
ニコラス・ストーラー監督は、ジム・キャリー主演の『イエスマン “YES”は人生のパスワード』で脚本を務めたことでも知られ、予測不能なドタバタ劇に定評のある、コメディ界屈指のストーリーテラーだ。そんな監督を5分間キャッチ。独創的なアイデアの源について話を聞いた。
💅🏽BEAUTY
結婚式がWブッキング⁉超カオスな新作コメディ
日本独占!映画『真心を込めて招待します』【後編】ニコラス・ストーラー監督にインタビュー

——このオリジナリティあふれる物語をどのように考えつきましたか?
結婚式のダブルブッキングというアイデアが頭に浮かんだのは数年前のこと。でもまだキャラクターも何もなかったし、まったく具体的ではなくて。2年ほど前に改めて、「あ、面白いかも」と感じた。その時にウィル・フェレルとリース・ウィザースプーンというカップリングを思いついて、もし実現したらエキサイティングだなって。この企画なら、ウィルとリースの存在感や表現力にも見合っている気がしたんだ。キャラクターやストーリーを練り直し、それぞれに提案してみたら幸いなことに快諾してくれた。そこから脚本を当て書きし、それを二人と一緒に開発していくことで、映画を作り上げていったわけなんだ。
——ウィルとリースとの撮影で印象に残っているシーンはありますか?
お気に入りのシーンの一つは、ダンスパーティで彼らが手を取り合って踊りながらも、実は罵り合っているところ。あれには大笑いしたよ!撮影中、最初は二人の距離が少し離れていたんだ。そこで、「ものすごく近づいて、ものすごく静かに、ものすごく怒って」とリクエストしてみた。すると突然、僕が今まで撮った中で一番面白いショットが生まれたんだ。ちょっとコワいけど、かなり笑える。そんなふうに、撮っていて楽しかった瞬間がたくさんあるんだよね。
Loading...
Text&Edit_Milli Kawaguchi