3月にペロタン東京にて初個展を開催した画家、エマ・ウェブスター(Emma Webster)。どこか不穏な空気が漂う油絵の原画になっているのは、なんとVR空間だ。
「友人にヘッドセットをもらったのを機にYouTubeで使い方を学び、3年前からこの制作スタイルに。まずスケッチを描き、PCでバーチャル空間を設計。そのキャプチャを油彩で描いています。VR技術のよさは、細部までこだわることができ、モチーフのサイズや配置を容易に変更できること。以前のようにジオラマを作ったり、梯子を登る必要もなくなりましたから」