音楽家コトリンゴの名盤を、首藤康之のダンスとともにオーケストラで上演!2023年11月25日(土)、「東京文化会館 大ホール」にて、ポップスとクラシックが出合って新しい交響詩が生まれる。
コトリンゴの音楽をオーケストラで聴く
湯山玲子プロデュースの『ツバメ・ノヴェレッテ』

卓越したピアノ技術をベースに、打ち込み音も組み入れながら浮遊感に満ちた世界を構築するコトリンゴ。アニメーション映画『この世界の片隅に』('16)のサウンドトラックでも、カルチャーファンの心を鷲掴みにした。
そんな彼女が2013年にリリースしたアルバムが、『ツバメ・ノヴェレッテ』。旅する白いツバメを主人公にした一枚だ。童話のようにロマンティックで愛惜に満ちた音色にプロデューサーの湯山玲子が惚れ込み、オーケストラ化を企画。2021年に岐阜県でコンサートが開かれた。
そして2023年、再演ラブコールに応え、ついに東京での公演が実現する。
コトリンゴ自らがピアノと歌で出演し、奏でられる美しい調べにはダンスが合わさる。踊り手は、映画や演劇、歌舞伎までジャンルを越えて活動を続ける首藤康之だ。そこに、オペラユニット「THE LEGEND」の選抜メンバーが厚みのある男声を加える。物語の土台を紡いでいくのは、ヨーロッパのクラシック界第一線で活躍する指揮者、阿部加奈子。

アルバム『ツバメ・ノヴェレッテ』収録曲のほか、クロード・ドビュッシーといった古典や、20世紀の米国ロマン派サミュエル・バーバーの作品などが演奏される。
プロデューサー湯山玲子の愛とエネルギーがそのまま形になったような、力強い才能の共演。ポップス音楽がクラシックに変換され、生まれるのは新しい体験。夢のような一夜が繰り広げられる。
ℹ️
【爆クラ presents 『ツバメ・ノヴェレッテ〜コトリンゴ × 首藤康之 × オーケストラで送る、新時代のダンス交響詩〜』】
日時_2023年11月25日(土)18:00開演
会場_東京文化会館 大ホール
住所_東京都台東区上野公園5-45
料金_S席 8,800円/A席 7,700円(全席指定・税込み)
Text_Motoko KUROKI