12月のエンタメをレビュー!GINZA編集部がレコメンドする展覧会をご紹介。
🎨CULTURE
切迫した環境危機の様相に静かに迫る『「新たな生」 崔在銀展』
12月のG’s ART REVIEW
自然との対話を継続してきた作家、崔在銀の40年にわたる実践を振り返る展覧会。1976年の来日を機に生け花と出合い、1980年以降、アート作品の制作を続けている崔は、自然との理想的な共存関係を再構築するプロセスを見つめてきた。本展では、韓半島を南北に隔てる非武装地帯(DMZ)の生態系を未来のビジョンとし、森の復元を試みるプロジェクトや、白いサンゴを用いた新作[White Death]を通じて、切迫した環境危機の様相に静かに迫る。
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「新たな生」 崔在銀展
会期_開催中〜2024年1月28日(日)
会場_銀座メゾンエルメス フォーラム
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Recommender_柴原聡子
アートリサーチのためにインドネシアへ。東南アジアのアーティストたちにとってもエコロジーは喫緊の問題のようです。