1月のエンタメをレビュー!GINZA編集部がレコメンドする映画をご紹介。
🎨CULTURE
孤独な少女が親戚夫婦と過ごした愛おしい日々『コット、はじまりの夏』
1月のG’s FILM REVIEW
『コット、はじまりの夏』
1981年のアイルランド、貧しい大家族の中で孤独を抱える9歳の少女は、母の出産を機に遠い親戚夫婦の農場で夏休みを過ごす。クレア・キーガンの『Foster』を原作にコルム・バレードが長編初監督・脚本を手がけた本作は、第72回ベルリン国際映画祭の国際ジェネレーション部門でグランプリを受賞。口下手で不器用ながら温かく優しい親戚夫婦の愛情を受け、徐々に変化していくコットの心情が瞳から伝わり、スクリーンを越えてこちらの心まで満たされる。
Loading...
ℹ️

🗣️
Recommender_小川知子
『哀れなるものたち』で、ヨルゴス・ランティモスは完全なフェミニストだとさらに確信。あの世界にずっと浸かっていたかった。