1月のエンタメをレビュー!GINZA編集部がレコメンドする展覧会をご紹介。
🎨CULTURE
一人の作家から広がっていく物語を堪能『ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家』
1月のG’s ART REVIEW
2018年、スウェーデン在住のガラス作家、山野アンダーソン陽子の発案で、山野が作ったガラスの器を日本とスウェーデンの18人の画家が静物画に描くプロジェクトが始まった。山野と画家たちは、ガラスを媒介にして、言葉とイメージを通じた対話を重ねて作品を制作。数年後、それらを三部正博が写真に収めた。このプロセスから生まれた作品が並ぶ本展。一人の作家から広がっていく物語に巻き込まれるような親密さを、きっと感じるはず。
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『ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家』
会期:3月24日(日)まで開催中
場所:東京オペラシティ アートギャラリー
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Recommender_柴原聡子
デザインやプロダクトに関わる展覧会が重なった今回のセレクト。モノの価値が揺らぐ今、「工業化」の意味をあらためて考えてみたい。