4月のエンタメをレビュー!GINZA編集部がレコメンドする映画をご紹介。
🎨CULTURE
巨大資本への抗議活動を描くドキュメンタリー映画『美と殺戮のすべて』
4月のG’s FILM REVIEW
『美と殺戮のすべて』
権力関係を取り巻く政治的視点で時代と身近な人々を見つめてきた写真家、ナン・ゴールディンが、自身の言葉で人生を振り返る。監督ローラ・ポイトラスによるドキュメンタリー。ナンの歩みの中でも長期的なものとして映し出されるのは、オピオイド鎮痛薬の一種オキシコンチンにより、全米で50万人以上が死亡した社会問題を引き起こした巨大資本への抗議活動。芸術家、そして中毒を経験した一人の人間として声を上げる彼女の闘いに、突き動かされる。
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