5月のエンタメをレビュー!GINZA編集部がレコメンドする映画をご紹介。
🎨CULTURE
中国出身のドキュメンタリー監督が、名もなき若者たちの日常を追う映画『青春』
5月のG’s FILM REVIEW
『青春』
中国出身のドキュメンタリー監督ワン・ビンが、長江デルタ地域の町、織里の衣料品工場で出稼ぎをする名もなき若者たちの日常を追う。ファストファッションの普及によって肥大化するノルマを達成すべく、共同生活をしながら朝から晩まで猛スピードでミシンと格闘する。過酷な労働環境の中でも、おしゃべりし、じゃれあい、恋愛し、喧嘩し、家族を思い、賃上げ交渉しと忙しい彼らは、眩しいほどにいきいきと存在していて、「生きる」意味を問い直させる。
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![『青春』](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fapi.ginzamag.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2024%2F04%2Faadca770990bff5ba24036fb07b17b43-708x1000.jpg&w=3840&q=75)
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Recommender_小川知子
ライター。濱口竜介監督作『悪は存在しない』(4月26日公開)も痺れる鑑賞体験でした。石橋英子さんと濱口さんとの『GIFT』公演と何度でも行き来したい。