自分自身が“メディア”になるという時代。スマホひとつあれば組織や人を介さずに、SNSを使って自己の力と流儀で、全世界に「私」を売り込むことで有名になれる。「セルフプロデュース力」を磨くには?正しい向き合い方は?さまざまな角度から考えてみよう。
🎨CULTURE
理彩子さんのセルフプロデュース力UP講座 人気インフルエンサーがやっていること

理彩子
慶應義塾大学に通いながら、文化服装学院で服作りを学び、モデルとしても活動。まさにマルチな才能を発揮している理彩子は日常の出来事をツイッターで、モデルの仕事のアーカイブ回覧をインスタグラムで発信中。「レーザーカッターや3Dプリンタといったデジタル工業機械を使った物作り、デジタルファブリケーションについて発信していきたいです。買わずに自分で作るということは、それなりの労力をかける必要がありますが、カスタマイズをデータ上で細かく行える魅力を伝えたいですね。今後は、解剖学と服の関係性を生かして、ある部分の可動域を広げたり、足首を細く見えるようにカスタマイズできるサンダルを作り、そのデジタルデータを一緒に公開する。そんな試みを目論んでいます。もうひとつは、もともと、自分の作った服の成り立ちや背景を文章化していたので、今後も文章の記録は増やしていこうと思っています」
自分で作ったジャケットを自ら着用したスナップ写真。かっこよく着こなす様に目が釘付け。
これはWebで行ったお仕事の1枚。記録としてinstagramに掲載しています。
ツイッターはイラストの投稿も多い。デザイン画も洋服作りを学ぶ理彩子を表す大切な1枚。
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理彩子
慶應義塾大学、文化服装学院の2つの学校に通う学生兼モデル。作った洋服など、作品は自身のホームページで公開中。Gunn’s所属。
Text&Edit: Kaori Watanabe (FW)