多様な“かっこよさ”があるけれど、今、自分が最上級にクールになれる服を着たい。この秋、要となる3つの旬アイテムを着こなし術とともに連載でご紹介。#“かっこいい”を作る三種の神器
襟まわりをボリューミーに!フリルやレースで装飾されたブラウスでインパクトを。“かっこいい”を作る三種の神器 vol.2
秋は襟まわりがさらにボリューミーに進化!首まわりや前身頃をフリル、レースで装飾したブラウスはまとう人を主役にする。
レースの蝶々でインパクトを
ギャザーを寄せ立体的に見せたギュピールレースは、胸元に大きく広がる蝶のよう。クチュールの要素を取り入れた、ギョーム・アンリの新生〈パトゥ〉を象徴するディテール。グレンチェックのパンツで、ロマンティックながら落ち着いた印象に。
ブラウス ¥79,000、ピアス ¥63,000(共にパトゥ | イザ Tel: 0120-135-015)/パンツ ¥49,000(アキラナカ | ハルミ ショールーム Tel: 03-6433-5395)
シルバーでパンキッシュに
シルバーリングを襟と前立てにびっしりと縫い付け攻めた印象の〈トーガ〉のシャツを、ルーズなメッシュニットからさりげなく。ディテールの主張を活かしつつ、異素材を重ね着することでスタイリングに奥行きをもたらす。みずみずしいビタミンカラーを取り入れてポジティブなエネルギーを!
シャツ ¥49,000、ニット ¥46,000(共にトーガ | トーガ 原宿店 Tel: 03-6419-8136)/パンツ ¥48,000(チノ | モールド Tel: 03-6805-1449)/ピアス ¥25,000(オート ジュエラー・アキオ モリ フォー ロエフ | ロエフ 六本木店 Tel: 03-5786-0877)
潔いとんがりビッグカラー
ブルジョアの薫り漂うフレンチスタイルの主役は、禁欲的なムードあふれるセーラーブラウス。鋭利なビッグカラーと、可憐な細紐のコントラストが心くすぐる。ウエストと袖口のニットリブが身体のラインをシャープに引き締め、よりグラフィカルに襟を目立たせる。
ブラウス ¥57,000(トリー バーチ | トリー バーチ ジャパン Tel: 0120-705-710)/パンツ ¥32,000(ハイク | ボウルズ Tel: 03-3719-1239)/ハット ¥26,000(ヘレンカミンスキー | ヘレンカミンスキー ギンザシックス店 Tel: 03-264-5573)
甘くて強いスタンドカラー
イタリアンコットンを使用したヴィンテージ風ブラウスは、スタンドカラーの中でも、とりわけボリューミーなフリルを大胆にあしらって。襟を強調するようにベストを着たら、胸元のチェーンとリンクするゴールドネックレスでさらにパワフルに。
ブラウス ¥52,000(メランポ | H3O ファッションビュロー Tel: 03-6712-6180)/トップ ¥122,000(JW アンダーソン | 三喜商事 Tel: 03-3470-8232)/ネックレス ¥24,500(メドゥスイン・ドゥース | ゴールディ アッシュ・ペー・フランス Tel: 03-5778-2022)
大ぶりなラッフルを覗かせて
艶やかなレザーのノーカラージャケットから、ヴィクトリアンなラッフルを上品に覗かせて。乙女のようなフローラルレースはコットン糸で仕上げた、素朴な風合いがいい。縦のラインを引き立てるブラウン調のストライプパンツと同色ブーティの組み合わせで、秋らしい騎士スタイルの完成。
ブラウス ¥64,000(VVB | イーストランド Tel: 03-6712-6777)/ジャケット ¥80,000(レジーナ ピョウ | エンメ Tel: 03-5413-3883)/パンツ ¥38,000(G.V.G.V. | k3 OFFICE)/イヤカフ 各¥16,000*3泊4日のレンタル料金(atelier ST, CAT)/シューズ ¥140,000(マノロ ブラニク | ブルーベル・ジャパン Tel: 03-5413-1050)
Photo: Tatsunari Kawazu (S-14) Styling: Sumire Hayakawa (KiKi inc.) Hair: Keiko Tada (mod’s hair) Make-up: Kie Kiyohara (BEAUTY DIRECTION) Model: Nadya Text&Edit: Minori Okajima