それぞれが、異なる視点で新しい何かを生み出す。そんなふたりが出会った化学反応は? パートナーとして日々をともにする彼らのストーリーをスナップしました。
👗FASHION
“つくる”二人のストーリーをスナップ。アーティストデュオ MES

MES/アーティストデュオ
彫刻を専攻していたTAKERUと、芸術学と演劇を学んでいたKANAE。ふたりが発起人となりMESが結成され、集団制作を経て、当初10名ほどいたメンバーは自然とふたりに。
「他者とのチームワークにおける最小単位を考えた時、KANAEとのコンビネーションが一番しっくり感じたんです」(TAKERU)
「アートにおける共同制作についても歴史があり、生活のパートナーや友人同士、いろんな形がありますが、ふたりっていうのは最小単位の社会なんですよね」(KANAE)
どちらかのアイデアで作品を作ることはなく、意見交換を綿密に行うことでMESの作品が出来上がる。
「新しく芽生えた発見はそれぞれにあるので、MESとして、自分としての意見は分けて、第三者に伝えるようにしています」(TAKERU)
「TAKERUは空間把握能力が高くて、私はリサーチや外側のことを考えるのが得意。お互い違う人間であることは毎日確認し合っていますね」(KANAE)
🗣️
メス
谷川果菜絵(KANAE)と新井健(TAKERU)を中心とし、東京藝術大学在学中の2015年に結成。レーザーを建物に放つ[レーザー・ライティング]や彫刻インスタレーション、[ライブ・テーピング]のほか、クラブイベントでのVJ演出など、ジャンルを横断した活動を続ける。2月17日から19日まで開催されるアートフェア『EASTEAST_』ではデカメロンのブースで出展予定。 Instagram→ @mesmesmes8
Photo: Mayumi Hosokura Text&Edit: Sakiko Fukuhara Cooperation: デカメロン