〈ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング〉が、写真家・映像監督の奥山由之さんと〈ファセッタズム〉によるプロジェクト「トーキョー・シークエンス」と初コラボレーション。2023年4月7日(金)より、奥山さんが撮影した東京の街の写真を、〈ファセッタズム〉がデザインしたアイテムを展開中。
〈ファセッタズム〉と奥山由之のプロジェクトに〈グリーンレーベル〉がコラボ。どの“東京の景色”がお好み?

「止まることなく、断続的に変わりゆく街、東京。生き物のごとくうねりながら進んでいく、そのパワフルさを感じていただきたいです」と話すのは、写真家・映像監督の奥山由之さん。
奥山さんは、〈ファセッタズム〉とともに、日々移りゆく東京の街と、そこに息づく多様な人物たちを活写する「トーキョー・シークエンス」というプロジェクトを、2020年から続けている。8ミリの映像用フィルムカメラで撮影し、そのベタ焼きから3コマを選び、発表しているのだが、それぞれのコマの間に流れる時間は、たったの0.0何秒。このほんのわずかな時の中でも移りゆく東京の変化や、〈ファセッタズム〉のファッションに身を包んだ個性豊かな人物像を、連続的なビジュアルによって写し出しているのだ。
彼らのこのプロジェクトに着目した〈ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング〉が、このたび、タッグを組むこととなった。「トーキョー・シークエンス」の世界観に、「自然 / 光 / ライフスタイル」という〈グリーンレーベル〉の3要素を加え、奥山さんが撮影。彼の作品を〈ファセッタズム〉がTシャツ、トートバッグ、キャップにデザインし、全6型を発売した。
「奥山さんの写真を洋服に落とし込むのは、すばらしく贅沢な時間でした。僕らのトーキョー・シークエンスを感じてください」と〈ファセッタズム〉デザイナーの落合宏理さん。
自販機に、所狭しと建ち並ぶビル群に、自転車置き場に。見たことがあるはずの景色でありながら、奥山さんのカメラが切り取った東京は、なんだかこれまでと違う表情を見せているようでもあり、なんとも不思議だ。
トートバッグもキャップも欲しいところだが、個人的には、Tシャツを、ちょっとクタっとさせて着てみたい。景色写真違いでの大人買いを狙っている。
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Text: Ayako Tada