NYFWで発表された2018SSのコレクション。中でも気になったカラーは断然ピンク!といっても、そのトーンや、コーディネートへの取り入れ方はブランドによって千差万別。ということで、第二弾は、印象に残った個性豊かなピンクルックをピックアップで徹底検証!お気に入りはどのピンク?
〈トム フォード〉のグラマラス・ピンク
NYFWオフィシャルスタート前日、9/6に発表された〈トム フォード〉の最新コレクション。フロントロウにはジュリアン・ムーアやキム・カーダシアンなどトップセレブリティが集合した。熱い視線が注がれる中、ドラマティックに始まったショーは、はじまりからピンク3連投!
(All photos: Jarrett Olivo/ Courtesy of Tom Ford)
やんちゃな少年のようであり、個性的なクールビューティで人気のビンクス・ウォルトンが羽織ったのは、ピークドラペルが印象的な〈トム フォード〉のお家芸ともいえるシャープなジャケット。光沢感あるパールピンクが上品で、メタリックブラウスと共にスポットライトを浴びてキラキラと輝きを放つ。
続いて、ボディスーツに、ルーズフィットのパンツを腰履きで!夏にはピタっとボディスーツをトップスとしているおしゃれなニューヨーカーを見かけ、気になっていたスタイル。ハイウエストパンツは一旦お休みで、来年こそは、こんなルックをベージュピンクで挑戦したい。
そして、長年トップモデルの座に君臨するジョーン・スモールズが登場。ヴィヴィッドピンクのジャケットが、まぁなんて美しい!素材感の違うピンクのグラデーションの各アイテムは、無駄な装飾を削ぎ落とした究極のシンプリシティ。ベースカラーを春色の万能色ベージュピンクに置き換え、上質なアイテムで、狙うは洗練されたいい女!
凛々しくセクシーでエレガントなコレクションに魅了されつつ、中でも、最もハートを鷲掴みにされたのが、オールインホットピンクのこちらのルック。しなやかにトロンと落ち感のあるオールインワンに、パワーショルダーのジャケットで背筋を正して。ピンクが着たい!こんな風に思いきり全身ピンクで!
ファッションデザイナーとして、また映画監督としても、独自の研ぎ澄まされた圧倒的な世界観を確立するトム・フォード。最新コレクションは、同日にローンチされた新しいフレグランス名通り、まさに「ファッキング・ファービュラス」!グラマラスなピンクルックに心酔し、NYFW開幕から興奮気味の一夜となった。
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