さまざまなフィールドで活躍する8名が、今をあらわす装いで登場!新しい年と共に生まれる好みもあれば、変わらないスタイルもある。そのこだわりや、お買い物事情、挑戦したいことなど教えてもらった。#2025年はどんなスタイルでいく?
👗FASHION
「dim at noon」 オーナー 梅野久美子さん、2025年はどんなスタイルでいく?
「dim at noon」 オーナー
梅野久美子

outer_MAX MARA
shirt_USED
pants_DIM AT NOON × REN
shoes_SHUSHU/TONG
hat&scarf_MAIAMI
お店では、個性際立つガーリーな服を買い付けている梅野さん。
「今気になっているのは“手仕事”を感じるアイテムです。手編みのニット帽とマフラー、前立てにスパンコールが施されたシャツなど、やっぱり丁寧に作られたものは唯一無二の魅力があります。オリジナルで製作したニットショーツは、機械編みですが作家のRenさんがループ状の毛糸に一点一点クリアビーズを通してくれました。ブルマを模した形状やさりげないサイドの切り込みにもこだわったお気に入りです。今年は自分でも手を動かして、刺繡や編み物に挑戦したいですね」
スタイリングを考えるときに、大事にしているのは、色合いだけではない。
「ファブリックの質感によって現れる光沢加減を、“光と影”として捉えています。マットな肉厚のコートの中にサテンや動物性のウールをのぞかせる。すると、不思議と奥行きが出てくるんです。どこかに古着を組み合わせて抜けを出すことも意識しています」
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うめの・くみこ>> 2018年に下北沢に開店したセレクトショップを夫婦で経営。フェミニンでガーリーな世界観に特化したブランドと古着を扱う。HPやSNSで発信するスタイリングも担当。
Photo_Shiori Ikeno Text_Nico Araki