いつだって時代の空気を纏って台頭する女優や表現者に惹かれる。 彼女たちが新しい表現を試みているならなおさらだ。 私物を生かしたスタイリングで素の表情や今年の目標を聞きつつ、 フレッシュガールの“いま”の表情を、写真家・奥山由之が切り取る。
👗FASHION
石橋静河 フレッシュガールの“いま”の表情を、写真家・奥山由之が切り取る
スカート*本人私物/箔プリントのニット ¥60,000(YUKI FUJISAWA)/タスマニアウールのソックス ¥3,700(コズミック・ワンダー | Lamp harajuku)
強いまなざしと感受性を支える、しなやかな身体
バレエとコンテンポラリーダンスで培った身体能力の高さと動物的な勘は、昨年公開された初主演映画で花開いた。「初の主演映画の現場はトライ&エラーの繰り返しでした。何にも代え難い宝物のような日々だったと今は思えますが、当時はぺしゃんこになりました」と回想するが、存在感は抜群。「5メートル先にあるスカーフを『これだ!』と見つけて買う」という直感力も。
◆本人私物アイテム◆
私物スカートは〈ノートエシロンス〉で、1カ月前に購入したもの
石橋静河
いしばし・しずか
1994年生まれ。4歳から始めたクラシックバレエで海外留学を経験。『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』で数々の映画賞の新人賞を受賞。