ますます増える東京の古着店から、すぐれた審美眼と豊富な知識が魅力的なショップをエリア別に厳選。個性きわだつセレクトの基準と、今のおすすめを聞きました。下北沢から豪徳寺にかけての言わずと知れた古着の聖地に、新たな風が!気になる物色スポットが次々に誕生している模様です。#GINZAガールの古着店38
👗FASHION
梅ケ丘「fernweh」語りがいのある時代を風刺するアイテムが並ぶ
GINZAガールの古着店38 vol.35
[梅ケ丘]
fernweh

新旧が共存
珍品を意外な
視点から見極めます
「カルマ」の閉店後、溝口翼さんが手掛けた2店舗目。奥行きある店内では、アメリカ西海岸をメインに仕入れたヴィンテージと気鋭のヨーロッパブランドが調和する。「その時期に店頭に並ぶ新品との相性を考えることと、直感的に選ぶパターンとが半々です」。バイイングではひと味異なるアプローチをするのが溝口さん流。「90年代後半や2000年代のデザインがリバイバルする今、復刻じゃなくて当時のオリジナルがあったら面白いなと思って集めています」と話すように語りがいのある時代を風刺するアイテムが並ぶのも見どころだ。


Loading...
Photo_Kanta Torihata Styling_Tomoko Sugiyama (object) Text&Edit_Erina Ishida