仕事に、趣味に、プライべートに。人生をファッショナブルに生きる、気になるあの人。彼女たちを“おしゃれ”たらしめるものは一体何なのだろう?その秘密を知るべく、日々、愛用しているアイテム“三種の神器”を聞いた。合わせて、お気に入りのコーディネイトもスナップ。第4回目は、フリーランスのデザイナーとして活躍する長嶺実奈さん。
👗FASHION
教えて!おしゃれのプロの三種の神器 長嶺実奈さん
「コーディネートを組む際のポイントは、昔から黒が好きなので、必ずどこかに黒のアイテムを取り入れるようにしています。髪色も過去には奇抜なカラーや髪型に挑戦してきましたが、自然体の黒が今の自分にはしっくりきています。いつも似たようなスタイルが多いのですが、毎朝今日は何を着ようかな? と考えている時が至福の時間ですね」(長嶺さん)
神器 その1
MONDO MONDOの香水
MONDO MONDOの香水
「ジュエリーと香水を作っているブランドでニューヨークにて購入しました。元々、ジュエリーが気になっていたのですが、香水を手に取ったらドストライクな香りで、個性的なのにノスタルジック漂う香りに惹かれました。この香りが似合う女性になりたいと思いながらつけています(笑)。普段は3種類の香水を気分やTPOに合わせて使い分けています」
神器 その2
PERVERZEのスキニーデニムパンツ
PERVERZEのスキニーデニムパンツ
「黒のスキニーパンツは、もはや制服と言えるくらい私にとっては必須アイテムです。傍から見れば同じに見えるのですが、微妙に色や形が異なる黒のスキニーがクローゼットに5本並んでいます。最近は、伸縮性が強く楽なパンツが主流ですが、これは肉厚の微ストレッチ生地で窮屈なくらいがちょうど良いんです。細身なのに、足のシルエットを出し過ぎないのも気に入っています。色落ちするのが嫌なので、ストックを持っているくらい重宝しています」
神器 その3
JUNYA WATANABEのブーツ
JUNYA WATANABEのブーツ
「セレクトショップのthe four eyedで購入したJUNYA WATANABEのヴィンテージブーツは、サイズがぴったりで、状態も良く運命を感じました。季節を問わずコーディネートに取り入れられるので、定期的にメンテナンスをしながら大切に履いています」
本日のコーディネイトは?
この日、長嶺さんが着用していたジャケットはヴィンテージのGIORGIO ARMANI、シャツとパンツは古着屋にて購入、インナーのトップスはPERVERZE、シューズはJUNYA WATANABE。
※全て私物
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長嶺実奈
販売員として経験を積んだ後、20歳から約10年間ヤングマーケットのデザイナーを務める。2016年に独立し、現在は、フリーランスデザイナーとして活動中。洋服は勿論、雑貨などの幅広いマーケットのデザインなども手掛けている。
Photo: Hiromi Kurokawa Text: Risa Yamaguchi Edit: Kaori Nakamura