いよいよ肌寒くなってきた今日この頃。この冬を乗り越えるモードなものを揃えたい!レディたるもの、ニットとコートを 新調すればいいというわけではありません。ベーシックなワードローブも 今季顔にアップデートしましょう。コレクションリポートでも気になった80年代アイテムたち。
シルエットからモードに。基本のアイテムを新調するなら80年代風がお約束

ショートパンツに続き、スカートもミニ丈がいちおしです。イメージしたいのは、やっぱり80年代。でも、ギラギラ、派手派手にしてパワフルさを打ち出すのではありません。内からにじみ出る強さを感じさせたいからタイトめなシルエットでレザーやシックな色柄のものがしっくりきます。ストーンウォッシュのデニムをセレクトした場合はカジュアルになりすぎないよう要注意。着方もショートパンツと同様です。頑張って脚を出しましょう。
左から タータンチェックのツイードスカート ¥142,000(トム ブラウン │ トム ブラウン 青山 03-5774-4668)/レザーのスカート ¥70,000(ジョン ローレンス サリバン 03-5428-0068)/チェックのスカート ¥28,000(バウム ウンド ヘルガーテン │ ユニット&ゲスト 03-5725-1160)/ストーンウォッシュデニムのスカート ¥6,000(リーバイス® │ リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)/ピンストライプのスカート ¥39,000(ウォーク オブ シェイム │ ザ・ウォール ショールーム 03-5774-4001)
ドレスは、色柄装飾よりも、まずはシルエットで勝負です。ここで想定しているのも80年代なので、またしてもミニ丈が必須。本来ならばぴたぴたのボディコンシャスをめざしたいけど、オーバーサイズ礼賛冷めやらぬ中、「急にそんなことを言われても…」と物申したい人もいるだろうからこちらのようにほどよくフィットするタイプから始めても。もしチャレンジ精神旺盛なら、パワーショルダーにも挑戦してみてはいかが。よりメリハリがつきます。
ドレス ¥30,000(ラグ&ボーン │ ラグ&ボーン 表参道 03-6805-1630)
弊誌10月号で大々的に取り上げたように、今季は80年代のムードが流れています。中でも注目したいのは当時アズディン・アライアが牽引したボディコンシャス。ゆったりしたスウェットはちょっと横に置いて、脚にぴったり沿うパンツを新調したいものです。細身のシルエットを得意とするエディ・スリマンもセリーヌのアーティスティック、クリエイティブ、イメージ・ディレクターとしてモード界に帰ってきます。この傾向は当分続くはず!?
左から フェイクレザーのパンツ ¥24,000(ハイク │ ボウルズ 03-3719-1239)/レザーのパンツ ¥148,000(フミカ_ウチダ │ クリフ 03-5844-6152)/デニムパンツ ¥27,000(トムウッド │ ステディ スタディ)
Photo: Yoshio Kato Styling: Mayu Yauchi Text & Edit: Itoi Kuriyama