赤坂「シュマン」のスーシェフだった五木田祐人さんが独立して開いた店は、素材を活かした旨いもの屋。地元・茨城の有機野菜や、品質に信頼を置く銚子港の魚のもち味を、伝統的なフレンチの技法に重ねていく。今の季節のお薦めは、ジューシーな野菜のローストと絶妙な火入れ加減の魚介を交互に楽しむ前菜や、サフランとケイパーを効かせたエイのムニエル。夜はパテなどのおつまみを肴に、ワインバーとしても活用できる。
香りのよいエイのムニエル・ブールノワゼット(焦がしバター)ソース ¥1,800。銚子港から届いたばかりの新鮮なエイは、さっと火を入れてふっくら仕上げる。