今年、連載開始から50年を迎えた漫画『ベルサイユのばら』。それを記念して、「グランド ハイアット 東京」のオールデイ ダイニング「フレンチ キッチン」では、2022年11月30日(水)まで、特別なアフタヌーンティーが提供される。
「グランド ハイアット 東京」で夢見るヌン活♡『ベルサイユのばら』の世界観を存分に堪能
1972年4月から1973年12月まで、少女マンガ誌『週刊マーガレット』で連載された『ベルサイユのばら』。なんと、池田理代子先生が24歳で発表した作品だ。当時の少女マンガ界では、“歴史ものは当たらない”と言われていた中で、熱狂的な支持を集め、1974年に宝塚歌劇での舞台化、1979年にはテレビアニメ化を果たした。革命期のフランスを舞台に、男装の麗人オスカルと悲劇の王妃マリー・アントワネットが織りなす激動の物語に日本中が魅了され、50年経った今もなお愛され続けている。
作中で登場するマリー・アントワネットは、言うまでもないが実在した人物。オーストリアの女帝マリア・テレジアの娘として生まれ、外交政策の一環としてフランスのブルボン王朝に嫁いだ女性だ。ヴェルサイユ宮殿での生活は、ファッション、遊戯、食事に至るまで豪華絢爛。フランス王家との結婚は彼女を悲しい結末に導いたものの、王侯貴族の贅沢な暮らしにはやっぱり憧れる。
その憧れをひと時かなえてくれるのが、「グランド ハイアット 東京」の「フレンチ キッチン」!『ベルサイユのばら』の世界観をプレートに盛り合わせたアフタヌーンティーがスタート。ヴェルサイユの香りを届けるフランスの老舗紅茶ブランド〈ニナス マリー・アントワネット〉の協力のもと、まるでアントワネットになったかのような優雅なテーブルが演出される。
まず、見逃せないのが、フロア中央に陳列されたフォトスポット。
アントワネットが実際に履いていた靴や、王妃直筆の手紙など、〈ニナス〉所蔵の貴重な品々が展示されている。横に並ぶのは、ホテルのパティシエがアイシングで手掛けた『ベルサイユのばら』のコミックの表紙。
華やかな空間に早速心躍るが、1番の醍醐味はなんといってもアフタヌーンティー!
セイボリーやスイーツなど計16点のセットは、宮殿の食事を彷彿とさせる。〈ニナス マリー・アントワネット〉の紅茶とともに、ゆっくりと流れる心地よい午後の時間。“パンがないならケーキを食べればいいじゃない”(本人が言ったか真相は不明)というアントワネットの言葉をふと思い出した。
ちなみに期間中は、客室で『ベルサイユのばら』を堪能できる宿泊プランも。六本木ヒルズで開催中の『誕生50周年記念 ベルサイユのばら展 −ベルばらは永遠に−』の展覧会と合わせて、夢のような贅沢気分に浸ってみてはいかが。