気軽な点心バルで、
ワイン片手に手作り点心に舌鼓
幡ケ谷駅からほど近い甲州街道沿いにオープンした「yum」。ホテルのレストランなどで研鑽を積んだ点心師・西原みのりさんが腕をふるう手作り点心が自慢の一軒だ。「これまで勤めたお店はコース料理がメインだったので、アラカルトで気軽に味わっていただけるお店にしたかったんです。お好きな一皿、ワイン1杯から楽しんでもらえたらうれしいですね」と、西原さん。蒸し、茹で、焼きに揚げとバリエーション豊富な点心に目移りしてしまうが、まず試したいのが「yumのラム焼餃子」。香ばしく焼いた皮の中からあふれ出す、旨みたっぷりの熱々な肉汁がたまらない。すかさずキリッと冷えたロゼワインを流し込めば、さらにもう一口と箸が止まらず、ワインと餃子の無限ループに。
「一品料理の『鴨肉の紅油ソース』を一緒に頼むのもおすすめです。甘辛のソースと餃子を絡めて、味変を楽しむお客さんも多いですよ」と、フロアを取り仕切るマネージャー兼ソムリエの渡邉與義さん。「おかわりをしてもらえるのがなによりもうれしいです」という西原さんの言葉通り、点心をリピートするお客さんが続出だそう。皮もタネも全て自家製の点心は一皿3個から。気の利いた一品料理も充実で、小盛りのポーションの気軽さがうれしい。おひとりさまも大歓迎。早くも予約必須の人気店の登場だ。