お変わりありませんか?
9月号の『GINZA』本誌、お読みになりました?
「私が一番大事にしているファッションルール!」特集号で胸に刺さる言葉と出会ってしまいました。それは、スタイリストの北村道子さんのインタビュー記事の一言です。
「私自身が邪魔な存在だから」とあって、まず、存在感とのギャップに目を疑い、次に、この永遠のテーマをずっと持ち続けていらっしゃることに胸を突かれました。
これは、刺さりました。
自己否定の上に成り立たせていく自分。
他人がいくら「そんなことないよ」って言っても、絶対に届かない領域に、コアがあります。
きっとどなたにも覚えがあるでしょう。遠い昔、西日が差す教室で、部活帰りの立ち話で、こっそり入った学校の屋上で、誰かとシェアした打ち明け話のように。
あの時、わかりあえた、永遠に一緒にいたいと思った友達を、一体どこで見失ったのか。
居場所がなかった自分と、どう折り合いをつけてきたのか。