昨年の晩秋、フラフラ街を歩いていたらマルシェが開催されていて、そこで試飲でもらったのが、レモングラスティーでした。
人からお茶を贈られることが多く、買うつもりはなかったのですが、ホーリーバジルと合わせたブレンドティーも勧められ、一口飲んだら、パッと視界が開ける気がしました。あれ、私覚醒している?
一緒にいた友達はピンと来なかったみたいで顔をしかめていましたが。これは私に必要なものと思い、買いました。
一袋、あっという間に飲んでしまいましたが、お取り寄せするほどじゃない気がして、他を探してみたのです。が、何かが違って同じ味にはなりません。
同様に、お茶請けに買ったドライパイップルも、美味しいものとそれほどではないものがあって、「同じように見えて違うもの」についてずっと考えています。
産地、農園、作り方、運び方……、きっといろいろな段階で生まれた差が味わいに反映され、唯一無二の存在になるのでしょう。