今年も行ってきました。吉田山大茶会へ。京都の吉田神社で毎年開催されるお茶の即売会です。元々は、雅楽の師匠が演奏されていて、第4回、5回と笙(しょう)を聴きに行っていました。
一昨年から笙仲間が枠を引き継ぎ、応援も兼ねて去年参加したら、楽しかったのです。でも、不思議なのは、うまく聴いていられないこと。亡くなった師匠を思い出してしまって、落ち着かないのです。ぼんやりと顔を出し、ぼんやりお茶を飲んで失礼しています。
お茶の即売イベントでは、たいてい試飲ができるのですが、これが本当にニガテで困ってしまいます。日本各地から選りすぐりのお店が集まるため、何回も「試飲させてください」を言わないといけません。3人いたら、ブースはだいたいいっぱいで、後ろで待ってないといけなくて、かなりマヌケ。
買いますが、飲みきれずに溜まっていきます。茶沼の道は、厳しくも険しい。多分、私は向いていない。でも、たまに行くと楽しいです。