ニューヨーク発祥のフレグランスブランド〈ル ラボ〉の世界観を存分に楽しめる新店舗が8月、東京・二子玉川にオープン!ゆっくりとお気に入りの香りを見つけられる空間を、香水をこよなく愛するライターMが体験してきました。
「ル ラボ 二子玉川」で世界中の香りを体験!フレグランスマニアの探訪記

駅裏のエリアにひっそりとある「ル ラボ 二子玉川」。アーティストの手描きによる大きなファサードが目印のレンガ作りのビルは、まるでニューヨークの一角に迷い込んだよう。その1階に店を構えるショップは、国内でもっとも広い敷地面積を誇るのだとか。
広々とした店内の入り口に見えてきたのは、世界中の都市の香りが一堂に会する「シティ エクスクルーシブ」のフレグランスたち。パリの〈ヴァニーユ 44〉やロサンゼルスの〈ムスク 25〉など、普段はその都市のみで限定発売されている香りが、1年のうち9月の間だけ全国の店舗とオンラインで購入できる。現地に行かずとも日本で手に入れられる数少ないチャンス!スタッフの方から丁寧な説明を受けながら、全種類を試してみました。
アメリカからはマイアミなどの6都市、ほかにはパリや香港、ソウル、ドバイ、アムステルダム、ロンドン、そして東京。年々ラインナップが増えているのだとか。まるで旅したような気分になれる、想像力が膨らむ香りを実際に試してみて。
中でもライターMが気になったのはベルリンの「セドラ 37」。砂糖漬けしたレモンのような爽やかさがありながら、〈ル ラボ〉らしい官能的なウッドやムスクがベースにあるため、清涼感のあとにまろやかな甘さが広がる。肌なじみがよく、時間が過ぎるとやさしく漂うのも心地いい。
サンフランシスコの海を眺めながら、坂道を自転車で思いっきり下っていく情景が思い浮かぶ「リメット 37」は、甘酸っぱく潮風を感じられるような香り。ベルガモットからジャスミン、クローブ、そして甘美なベチバーへ続いてゆく流れは、ストーリー性がありロマンチック。
さらに店内へと足を踏み入れると、定番で展開しているクラシック コレクションの香水や、手や体、髪などのケアアイテムが並ぶ。どれから手に取ろう…と悩んでしまうほどのアイテム数は、じっくりとチェックしたい。
オープンして間もないのに、何十年も続いているような安心感があるのはなぜ?そう思い店の中をぐるぐるとウォッチング。その理由は、海外から輸入したヴィンテージの家具や、使い込まれたようなタイル張りの壁、風合いのあるレザーソファなど、落ち着いた内装にあり。リラックスできる空間で、ゆっくりとアイテム選びができるのはうれしい。
“ソウル”と呼ばれる店舗スタッフの方に紹介してもらったのが、ブラウン コレクション。
「同じ香りでも、スプレーとシャワー ジェル、ボディ ローション、それぞれで香り方が変わるんですよ」と聞き、ライターMが普段から愛用しているフレグランス「ネロリ 36」のクラシック コレクションを試してみると、確かに実感。さりげなく香らせたいときはシャワー ジェルやボディ ローションを使うのもよさそう。
新たな発見がたくさん散りばめられていた「ル ラボ 二子玉川」。すでに〈ル ラボ〉が大好きな人も、気になり始めている人も、ぜひこの機会に足を運んでみては?