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橋本愛、野村訓市、石田真澄が語るGUCCI 短編映画シリーズ OUVERTURE OF SOMETHING THAT NEVER ENDED -エピソード1:「自宅にて」-

橋本愛、野村訓市、石田真澄が語るGUCCI 短編映画シリーズ OUVERTURE OF SOMETHING THAT NEVER ENDED -エピソード1:「自宅にて」-

11月16日から1週間にわたり、最新コレクションを発表するためにオンラインでムービーを発信したグッチ。
クリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレと映画監督ガス・ヴァン・サントの共同監督で撮影されたこの短編映画シリーズについて、1エピソードずつ女優・橋本愛、編集者・野村訓市、写真家・石田真澄にそれぞれの視点で語ってもらい、ginzamag.comでグッチにならって毎日アップしていきます。
まずはローマの自宅で朝の日課をこなしている主人公、シルヴィアを描くエピソード1。


橋本 愛

グッチフェス|橋本愛ドレス¥335,000、ブローチ¥82,000、ソックス¥11,000、シューズ ヒール7.5cm ¥95,000(以上グッチ|グッチ ジャパン)

ファッションだけではなく
政治や歴史も網羅

冒頭の玄関からゆっくり引いていくカメラワークや音楽にどこか不穏さが漂っていて、これからどんなことが起こるんだろう、と胸がざわざわしました。
主人公、シルヴィアの部屋で流れているテレビ番組ではカテゴライズにとらわれない自由な生き方を皆が主張していく必要がある、という大事なことが語られていましたが、それがシルヴィアの装いにも現れているのでは。特にピンクのドレスがものすごくすてきでしたね。
ファッションだけではなく、政治や歴史に関心を持ったり、変革を求めている人たちをも一気に吸引する力のあるエピソードでした。

GUCCI Film 場面写真

シルヴィアが観ていた元女性の作家・哲学者、ポール・B・プレシアードが講演するテレビ番組。

 

野村 訓市

野村訓市

洋楽を聴く感覚で
意味を考えずに観てほしい

キム・ゴードンが手がけた音楽が、舞台となったヴィンテージ家具が並ぶローマのアパートメントに意外とすごく合っているというのに個人的にぐっときました。
最初はどういう話なんだろうと思って字幕を見ていたりしていたんですけど 、「動く絵」を観ながらこっちで世界観を勝手に想像する方がこの映画は面白いのかな、と思うように。英語をしゃべれないのに洋楽を聴いて、歌詞の意味がわかっていないのにファンになる、という感じで。
エピソードごとにオチを求めないで、とりあえず通しで観てみた方がいい。「最初の2エピソードは意味がわからなかったけど、それがエピソード3につながっていてすごくすてきに思えた」とか、そういう見方ができるといいのかな、と思います。好きな曲が1曲しかないCDアルバムでも通しで聴くと嫌いだった曲がいいなあと思えたり、好きだった曲がよりよく聴こえたり、1枚だけ見るといまいちな写真集が最初から全部見ていくと伝えたいことがわかるぞ、みたいなことが起こるはずです。

野村訓市が選ぶGUCCI filmの場面

シルヴィアを訪れた男性は部屋の中を自転車で駆け巡りキスをする。

 

石田 真澄

石田真澄の撮り下ろし写真エピソード1のイメージ写真を石田真澄さんが撮り下ろし

不穏な空気+ポップな明るさと
リアリティ

暗い音楽や、何が起こるのか全く予想がつかない感じが不気味な雰囲気を漂わせていました。物語なのか、イメージビデオなのかエピソードを最後まで見てもわからない。でも、グッチの服やインテリアがポップで明るくて、その差がすごく印象的でした。わざと光を当てて撮影しているし、すごくきれいな映像。
ガス・ヴァン・サントが撮影したルック写真も皆役柄として写っていてすごく良かった。
たとえば歯を磨くシーンを撮る時カットしてしまいがちな口をゆすぐところも採用されていて、リアリティも感じました。

石田真澄が選ぶGUCCI filmの場面
シルヴィアがトイレに行ったり歯を磨くシーンが詳細に映し出される。

エピソード1に登場したルック

Photographer: Gus Van Sant


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橋本愛 はしもと・あい

女優。1996年熊本生まれ。主な出演作品はNTV「同期のサクラ」、WOWOW「パレートの誤算」、NTV「35歳の少女」。ヒロインの親友役を務めた映画「私をくいとめて」が12月18日(金)より全国ロードショー予定。2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」では主人公渋沢栄一の妻となる尾高千代を演じる。

野村訓市 のむら・くんいち

編集者。1973年東京生まれ。設計事務所「TRIPSTER」の一員としてインテリアデザインも手がける。「TRAVELLING WITHOUT MOVING」(J-WAVE)ではナビゲーターを務めている。

石田真澄 いしだ・ますみ

写真家。1998年埼玉生まれ。2017年初の個展「GINGER ALE」を開催。作品集に「light years -光年-」(18)、「everything will flow」(19)がある。

【GucciFest】

開催期間:2020年11月17日(火)〜22日(日)
開催サイト特設サイトGucciFest.com、Youtube内Fashionチャンネルグッチ公式チャンネル、Weibo

【問い合わせ先】
Tel: 0120-99-2177
(グッチ ジャパン クライアントサービス)

Photo: Reiko Toyama(Ai Hashimoto, Kunichi Nomura), Masumi Ishida(herself) Styling: Tamao Iida(Ai Hashimoto) Hair & Make-up: Hiroko Ishikawa(Ai Hashimoto) Text&Edit: Itoi Kuriyama

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