SEARCH GINZA ID

橋本愛、野村訓市、石田真澄が語るGUCCI 短編映画シリーズ OUVERTURE OF SOMETHING THAT NEVER ENDED ―エピソード5:「近所に住む人々」―

橋本愛、野村訓市、石田真澄が語るGUCCI 短編映画シリーズ OUVERTURE OF SOMETHING THAT NEVER ENDED ―エピソード5:「近所に住む人々」―

11月16日から1週間にわたり、最新コレクションを発表するためにオンラインでムービーを発信したグッチ。
クリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレと映画監督ガス・ヴァン・サントの共同監督で撮影されたこの短編映画シリーズについて、1エピソードずつ女優・橋本愛、編集者・野村訓市、写真家・石田真澄にそれぞれの視点で語ってもらい、ginzamag.comでグッチにならって毎日アップしていきます。
今日は主人公シルヴィアが住むアパートの近所の人々を描くエピソード5。

前エピソード:-「劇場」-


橋本 愛

橋本愛

ニットベスト¥120,000、タイ付きブラウス¥150,000(共にグッチ|グッチ ジャパン)

個性豊かな人々が
共存している世界は美しい

登場人物はみんなエキセントリック。でも、違いを持った人々が共存しているから美しいんだ、ということを見せられた感じがすごくしました。
このシリーズを観始めたばかりの頃は全員グッチを着ていることにちょっと違和感があったりしたんですが、中盤を過ぎるとすっかりその状況を自然に受け入れていて。次はどんなルックが出てくるんだろう、とわくわくしていました。個性豊かな人たちはみんなグッチが似合っている。ただ好きな服を着ていて、それがたまたまグッチだった、という気がしてくるんです。中でもつけまつげを手入れしている画家の女の人はルックもキャラクターもかわいかった。

橋本愛が選ぶGUCCI FILMの場面

グッチ ビューティのキャンペーンの顔でもあるアーティスト、アリアナ・パパデメトロプロスが演じる画家はつけまつげを熱心に手入れしている。

 

野村 訓市

野村訓市

時代を牽引した人物たちが
世代を超えてつながっている

アパートの住人の1人が観ているビリー・アイリッシュのミュージックビデオをハーモニー・コリンが監督していて、あいかわらずガスと仲がいいんだな、と思いました。僕はハーモニーと同い年で、彼が僕をガスに紹介してくれたんです。
ハーモニーは19歳の時に映画『キッズ』(1995)の脚本を書いて脚光を浴び、「恐るべき子供」と言われた。当時の彼は今、10代で世界を席巻しているビリー・アイリッシュが置かれている状況と一緒なんだと思います。30くらい歳が離れた2人が同じ土俵に立ち、それを70近いガスが料理する、ということを考えると1人でほっこりしてしまいました。時代を牽引した人物たちが世代を超えてつながっているのはすごくすてきなことですよね。
ガスやハーモニーがどれだけ僕たちの世代に衝撃を与えたかというのは時代背景もあったから若い人たちになかなかうまく説明ができない。無理やり年長者の意見を押し付けられるより、自分たちの世代のヒーローから「この人は面白いから見るべきだ」と言われた方がよっぽど響くじゃないですか。たとえばビリー・アイリッシュがきっかけでハーモニーを知ったり、ハーモニーをずっと好きでカルトヒーローだと崇めている僕たちの世代が「やっぱりビリー・アイリッシュっていいの?」と思ったりとか。興味なかったけど、「あの人がいい、と言うんだったら」と挑戦してみることってたくさんありませんか?だから今回グッチとガスが手がけた映画の中にビリーとハーモニーの組み合わせが出てくる、というのがまさにそういうきっかけになればいいと思います。

野村訓市が選ぶGUCCI FILMの場面

劇中に出てくるビリー・アイリッシュ「Therefore I Am」のミュージックビデオ。ハーモニー・コリンが監督を務め、LAで撮影された。ボストン・ダイナミクスが開発した2匹のロボット犬も登場。

 

石田 真澄

石田真澄の撮り下ろし写真

エピソード5のイメージ写真を石田真澄さんが撮り下ろし

カテゴライズにとらわれない
自由な生き方をシリーズを通して訴えている

ウィッグを干したり、つけまつげを洗っていたりする色鮮やかな装いの隣人たちとは対照的に、それを眺めているシルヴィアはコサージュ付きの黒いシースルーのドレス姿で目を引きました。窓がたくさんあって、ベランダに植物がわーっと密集しているアパートにはなんだか台湾っぽさを感じてしまいましたね。
エピソード1でリハーサルをしていたバンドメンバーの男の人がまた出てきます。髪の毛が長くて、フェミニンな雰囲気なんだけどひげを剃り、そしてドレッシーなブラウスを纏う。シリーズを通して性別といったカテゴライズにとらわれない自由な生き方を表現しようとしているのを感じます。

石田真澄が選ぶGUCCI FILMの場面

近所に住むバンドメンバーの男性はひげを剃って身支度をする。

エピソード5に登場したルック

Photographer: Gus Van Sant


関連記事

橋本愛、野村訓市、石田真澄が語るGUCCI 短編映画シリーズ-エピソード1:「自宅にて」-
橋本愛、野村訓市、石田真澄が語るGUCCI 短編映画シリーズ-エピソード2:「カフェにて」-
橋本愛、野村訓市、石田真澄が語るGUCCI 短編映画シリーズ-エピソード3:「郵便局にて」-
橋本愛、野村訓市、石田真澄が語るGUCCI 短編映画シリーズ-エピソード4:「劇場」-
橋本愛、野村訓市、石田真澄が語るGUCCI 短編映画シリーズ-エピソード6:「ヴィンテージショップにて」-
橋本愛、野村訓市、石田真澄が語るGUCCI 短編映画シリーズ-エピソード7:「夜の散歩」-


橋本愛 はしもと・あい

女優。1996年熊本生まれ。主な出演作品はNTV「同期のサクラ」、WOWOW「パレートの誤算」、NTV「35歳の少女」。ヒロインの親友役を務めた映画「私をくいとめて」が12月18日(金)より全国ロードショー予定。2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」では主人公渋沢栄一の妻となる尾高千代を演じる。

野村訓市 のむら・くんいち

編集者。1973年東京生まれ。設計事務所「TRIPSTER」の一員としてインテリアデザインも手がける。「TRAVELLING WITHOUT MOVING」(J-WAVE)ではナビゲーターを務めている。

石田真澄 いしだ・ますみ

写真家。1998年埼玉生まれ。2017年初の個展「GINGER ALE」を開催。作品集に「light years -光年-」(18)、「everything will flow」(19)がある。

【GucciFest】

開催期間:2020年11月17日(火)〜22日(日)
開催サイト特設サイトGucciFest.com、Youtube内Fashionチャンネルグッチ公式チャンネル、Weibo

【問い合わせ先】
Tel: 0120-99-2177
(グッチ ジャパン クライアントサービス)

Photo: Reiko Toyama(Ai Hashimoto, Kunichi Nomura), Masumi Ishida(herself) Styling: Tamao Iida(Ai Hashimoto) Hair & Make-up: Hiroko Ishikawa(Ai Hashimoto) Text&Edit: Itoi Kuriyama

#Share it!

#Share it!

FOLLOW US

GINZA公式アカウント

MAGAZINE

2021年8月号
2021年7月12日発売

GINZA2021年8月号

No.290 / 2021年7月12日発売 / 予価860円(税込み)

This Issue:
新感覚
コレクター白書

おしゃれな人たちの
集めているもの見せて!

...続きを読む

BUY NOW

今すぐネットで購入

MAGAZINE HOUSE amazon

1年間定期購読
(17% OFF)