普段は新聞や週刊誌で30・40代男性向けの記事を書いてるアラサーライターの僕が、なぜか突然GINZA注目のニュージェネレーションが案内するホットスポットに連れていかれてみるというこの連載。中目黒…いや、あえての五反田にでも行くのかな~と予想していたら、第一回の待ち合わせに指定された場所は「上野広小路駅」。”あえて”感が強すぎ! 一体何があるの?
アラサーライター(♂)が行く! 女優の卵・SATSUKIちゃんと超激安古着屋チェーン「たんぽぽハウス」で待ち合わせ

◼︎アートブック制作に励む女優の卵・SATSUKIちゃん登場!
待ち合わせ場所にいたのはモデルでインフルエンサーのSATSUKIちゃん(23歳)。さすがGINZA編集部が選ぶだけあって、僕が普段接する新人OLたちとは全く違うオリジナルオーラを放ってる。
「女優を目指してモデル活動をしながら、ZINEとかファッション系のアートブックを作っています。いずれはもっと影響力を持って、人や動物を救う活動をするアンジェリーナ・ジョリーみたいな女優になりたいんです!」
志高っ! 「インフルエンサー=承認欲求の権化」と思っていた自分を恥じます…。ちなみに、なんでアートブックを?
「きっかけは舞台のオーディションで見せるプロフィールファイルが無個性でつまらないなと思ったこと。なら自分でモデルもアートディレクションもするファッションマガジンを作っちゃおうと思って…1冊だけのつもりでしたが、その後はアートブックを作ること自体にハマってしまいました」
インフルエンサーになる子の発想力と行動力ってやっぱりすごいな!! ところで、なぜ僕は上野広小路に呼び出されたんだっけ?
◼︎連れて行かれたのは、超激安古着屋チェーン『たんぽぽハウス』の上野広小路店!
「今日は私のホットスポット『たんぽぽハウス』にご案内しようと思いまして! 少し前から服好きの間で密かに話題になっていて、私も今フォトグラファーの田口まきさんと一緒に『たんぽぽハウス』のスタイルブックを作っているくらい、アツいお店なんです!!」
いや…僕も知ってるよ、『たんぽぽハウス』。来る服拒まず買い取り数十円~という破格で売りさばく、網漁業のごとき豪快な仕事をするあの古着屋さんだよね。念のため店内を覗くと「105円のスーツは上下別売りとなります」という注意書きが目に飛び込んできたので、これは間違いなさそう。…本当にここがおしゃれな女の子のホットスポットなの!?
「教えてくれたのは『NORIKO NAKAZATO』のファッションデザイナー・中里周子さんでした。古いものがたくさんあるからインスピレーション源が散らばってるよ、と。実際来てみるとカオス感にテンションが上がりましたね。『変なのいっぱいある!』って。私は今まで高いお金を出して変わった服を買っていたので、こんなに安く個性的な服が手に入るんだと衝撃を受けて、通うように」
それは『たんぽぽハウス』に眠ってるハイブランドの服を探すってことじゃなくて?
「違います。タグに読めもしない謎の筆記体のロゴがついてる服こそこの店で買うべきアイテムですよ! 私の場合はハイブランドの服にヨレっとした古着を混ぜて落ち着かせるっていう使い方が多いですね。どこの国の何歳の人から買い取ったのか全くわからない、唯一無二かつ予想外な一品を掘り起こして独自のコーデを完成させたいんです」
はぁ。そういうのって、今の若い子の間で褒められるの??
「友達に『それどこの? いくら?』って聞かれたときに『フォーエバー、1000円』をさらに上回る『たんぽぽハウス、100円』って言うときは正直ちょっと誇らしかったりもしますね。けど、誰かがいらないと思ったものの魅力を見抜いて、自分は活かせたっていう自己満足の方が大きいかも」
なるほど。素朴な疑問なんだけど、SATSUKIちゃんみたいに最先端をいく子って、友達から「その服変だね」って言われないかとか、心配にならないの?
「以前、あるブランドのレセプションパーティーに毛沢東の総柄の服を着て出たら、みんなに『何その服!』って言われたことはあります。けど、おかげでいろんな方に絡んでもらえてお話しできたから、結果良かった。分かってもらえなくてもネタになればいいかなって気持ちもありますね。ちなみに、彼氏はまったく私のファッションを理解してくれず、新しく買った服を着た私を見ていつも青ざめていますが、私は気にしていません(笑)」
芯の強さに大物の気配を感じる! それにしても、さっきから試着してるけど、なかなかカゴに入れないね。
「良さそうでもおばあちゃんサイズで袖があまりに短かったり、夏物なのに分厚い肩パットがついてたり…『これだ!』っていう服を見つけ出すのは簡単じゃないんですよ。これが中目の古着屋だったらどれを買っても可愛くなるんですけど…それはバイヤーさんのおかげ。自分で見つけ出したいんです」
とのこと。その後も真剣な眼差しで100円~500円の服を試着し続けるSATSUKIちゃん。安くても「とりあえず買っとこう」とはならないようだけど…今日の予算って?
「1000円です。お金ないんで…」
急に可愛く見えてきた! ぜひ『たんぽぽハウス』を着たまま大女優になってほしい…と感じたアラサーでした。
¥525でシースルーのアウターをget!お買い物上手なのね。
咲月 / SATSUKI
GINZAwebチーム一押しのit girl。現在「たんぽぽハウス」をテーマにしたzineを作成中。乞うご期待。
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