Boys, be beautiful!ディオールが発信するメイク新機軸

ピーター・フィリップスが、6月にパリで開催された〈ディオール オム〉2019サマーコレクションで、メンズモデルたちのメイクアップを手がけた。使用したアイテムは自身のバックステージでのクリエーションから誕生した新ライン、その名も『ディオール バックステージ』。完璧な美の形をプロダクトに落とし込んできた彼が次に向かうのは?
今回のコレクションは〈ディオール オム〉 アーティスティック ディレクターに就任したキム・ジョーンズの記念すべきファースト コレクション。会場はフランス共和国親衛隊兵舎。その舞台装飾にも注目。
美を追求し続けるピーター・フィリップス
〈ディオール〉メイクアップ クリエイティブ&イメージディレクター、ピーター・フィリップスは、ベルギーのアントワープ王立学校でファッションデザインを学んでいた最終年度に、パリコレクションのバックステージでの体験を機にメイクアップの道に転向。
ビジョンを持つ彼のメイクは、世界のトップフォトグラファーやデザイナーからのオファーが後をたたず、2014年に〈ディオール〉メイクアップ クリエイティブ&イメージ ディレクターに就任。モデルの美しさを最大限に引き出す、バックステージでのインスピレーションが詰まった新メイクアップライン『ディオール バックステージ』をプロデュース。日本でもこの7月に発売が開始された。
バックステージからジェンダーレス旋風
今回のコレクションで、ピーター・フィリップスは、『ディオール バックステージ』を使ってメンズモデルたちにメイクを施し、バックステージで培ったテクニックとメイクのトレンドが、女性だけでなく男性にも活かせることを実証した。そのポイントをピーター・フィリップスのコメントとともに紹介する。
1.スムースなマット肌に整えるスキンケア
「凛々しくスマートなルックにするために、スキンケアには『ディオール オム ダーモシステム』を使用しました。『エマルジョン』で肌を整えた後、気になるところには『マット コントロール』でなめらかなマット肌に」
POINT
『ディオール オム ダーモシステム』は男性特有の皮膚構造に着目した男性用スキンケア。乳液で整えてから皮脂をコントロールするジェル状美容液をオン。うるおいに満ちたマットな美肌に。
ディオール オム ダーモ システム エマルジョン ¥9,500/ディオール オム ダーモ システム マット コントロール ¥11,000(ディオール パフューム&ビューティ 表参道ブティック/ディオール ビューティ 銀座/ オンラインブティック限定)
2. スキントーンに合うファンデ
「40色の『ディオール バックステージ フェイス&ボディファンデーション』をモデルの肌にあわせて使いナチュラルに仕上げました」
POINT
『ディオール バックステージ』は、あらゆるスキントーンに対応する豊富なカラー展開となめらかなテクスチャーで、ヌードな艶から完璧なカバレッジまで対応。男女問わず、テクニック要らずでナチュラルなプロ仕様の肌が手に入る。※日本では21色展開。
ディオール バックステージ フェイス&ボディ ファンデーション ¥5,100 (日本では全21色。店舗限定発売/公式 オンライン ブティックにて発売中)
3.自然な立体感を出すコントワリング
「最後に、目元に陰影をもたせるために『ディオール バックステージ ブロウパレット』で眉を整えて、完成したのが今回のルックです」
POINT
肌をスムースに整えた後は、カラーアイテムは使用せずコントワリングを駆使して、ナチュラルで立体感のある仕上がりに。女性メイクのトレンドが程よく取り入れられていて、男性メイクにも浸透しそうだ。
ディオール バックステージ ブロウ パレット ¥4,000(店舗限定発売/公式 オンライン ブティックにて発売中)
ランウェイを飾る麗しきモデルたち
ピーター・フィリップスによるバックステージメイクは、メイク業界も真のジェンダーレスに近づきつつあることを実感できる。バックステージでの彼らの姿とその完成度をご覧あれ!
























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1 / 12問い合わせ:パルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン カスタマーサービス Tel: 03-3239-0618
Photo: DIOR MEN SUMMER 2019, DIOR SHOW BACKSTAGE
DIOR MAKE-UP CREATED AND STYLED BY PETER PHILIPS PHOTOGRAPHY: VINCENT LAPPARTIENT FOR CHRISTIAN DIOR PARFUMS,
Text&Edit: Hiroko Chihara