モデルのシャラ ラジマをホストに迎えたPodcast番組『シャラとアペロ』がginzamag.comでスタート。毎回多彩なゲストを迎え、アートや美について、そして他愛もない話までを、乾杯を交わしながら気ままに繰り広げます。
「EASTEAST_TOKYO 2023」参加アーティスト3名にインタビュー! 『シャラとアペロ』番外編

今回は特別に、2月17日(金)から3日間開催するアートイベント「EASTEAST_TOKYO 2023」に出張!
さまざまなコミュニティやジャンルを越境する「EASTEAST_TOKYO 2023」の姿勢にインスピレーションを得て、“文化を越境するアートへのイントロ”という切り口のもと、本イベントに出展する菊池虎十さん、トモトシさん、河野未彩さんの3名のアーティストにお話を伺います。
アートとの距離に自分の出身地域はどれくらい影響しているのか、果たしてそこにはどのような関係性があるのか? 東京・北区王子で生まれ育ったシャラさんが、さまざまなバックグランドを持つ3名の作家とトーク。
菊池虎十/Taketo Kikuchi >>布の可変性をテーマに、染色した布を空間に合わせて装飾する際に歪ませ、独自の形に変化させて作品を制作。日本古来の染色技法を独自に解釈し、染め上げることで生地が染色されていることの面白さ、布という素材の新たな可能性を追究している。東京都出身・在住。現在東京藝術大学大学院美術研究科修士課程工芸専攻染織研究分野在籍。Instagram: @seiseidana
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トモトシ/tomotosi>> 1983山口県生まれ現在東京を拠点に活動。「都市空間や公共ルールに歪みを生むアクションを行い、人の動きが変容する瞬間を記録する」ことで制作をしている。アーティストとしてのこの態度は、デザイナーとして建築設計/都市計画に長年携わって辿り着いた、「建築や都市の完璧なデザインは起こりえない」という結論から育まれている(人間の、無限にある感情や振る舞いを余さず包摂し形態化することは不可能だと確信してしまったのだ)。都市はもともと不完全なものだと分かったときから、都市の使い方自体を解体し更新していくことに関心が移った。それ以来ぼくは新しい都市の使い方の開発を目論んでいる。Instagram: @tomotossi
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河野未彩 / Midori Kawano>> 2006年に多摩美術大学プロダクトデザイン専攻卒業。音楽や美術に漂う宇宙観に強く惹かれ、2000年代半ばから創作活動を始める。グラフィックデザイン/映像/プロダクト/空間演出など数多くの色彩快楽的な作品を手がける。ラフォーレミュージアムや浅間国際フォトフェスティバルをはじめ国内外での展覧会多数。2019年に作品集「GASBOOK 34 MIDORI KAWANO」をGAS AS INTERFACEより刊行。影が彩る照明「RGB_Light」を開発、日米特許取得から製品化まで実現。Instagram: @midori_kawano
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「EASTEAST_TOKYO 2023」って?
日時: 2023年2月17日〜2月19日
場所: 科学技術館 / Science Museum
オンライン予約・入場チケット制
EASTEAST_は東京・日本を拠点に活動するアーティスト、アートギャラリーを国内外へ紹介、参加 者間の文化交流を促進するためのプラットフォーム。 次世代を担うアーティストとその協働者であるギャラリスト、キュレーター、批評家、鑑賞者、コレク ター、パトロン、企業などのアートプレーヤーが連携し、市場経済と文化・アートが公平に作用し合う 「文化的エコシステム」の創造を目指す。
EASTEAST_TOKYO 2023では、出展ギャラリーによるアート展示・販売、アートプロジェクト紹介の ほか、映像、サウンド、ライブパフォーマンスの実施やディスカッション、ビューイングツアー、フード& ドリンクをラインナップ。またオフサイトプログラムとして、渋谷や新宿の街頭での映像作品展示、クラブやライブハウスでの音楽プログラムなど、東京のカルチャーシーンやアーティストたちのコミュニティの価値観を体験できる包括的なプレゼンテーションを行う。
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シャラ ラジマ
バングラデシュをルーツに持ち、東京で育つ。国籍や人種の区別にとらわれない存在感で、モデルとして、雑誌や広告、ランウェイなどに登場。2020年には〈LOEWE〉のキャンペーンモデルに抜擢された。最近では文筆業も盛ん。ginzamag.comではエッセイ連載『オフレコの物語』を執筆。
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