01. 「double life」VALIE EXPORT , Dominique Gonzalez-Forester, etc…

コンテンポラリーアートの中で主題ともいえるアイデンティティーと変容をめぐる一冊。パフォーマンス、映像、写真、コミック、デジタルキャラクターなど多様な視点から様々なアーティストがこの課題に切りこんでいきます。ドイツ語が読めなくてもビジュアルが豊富なのでそれぞれの表現を想像しても楽しめます。
02. 「YES オノ・ヨーコ展」図録

「もっとも有名で、もっとも知られざるアーティスト」とジョンレノンが評したアーティスト、オノ・ヨーコ。彼女が残したオブジェ、インスタレーション、映画、音楽、テキストなどの表現は視覚化されることで見るものの心を変化させ、人間的な善へと導きます。「ひとりで夢みる夢はただの夢 いっしょに夢みる夢は現実となる」―オノ・ヨーコ
03. 「Made in Tokyo」 Daan van Golden

オランダを代表するアーティスト、ダン・ファン・ゴールデンによる一冊。自身のアートへの考えを大きく変えた1963年から18カ月の日本滞在時の写真や1964年の絵画「Untitled (TOKYO)」から東京を切り取った作品を収録しています。
04. 「Concorde」WOLFGANG TILLMANS

2003年に完全撤退した世界最速の旅客機コンコルドを、世界的な写真家・ヴォルフガング・ティルマンスが捉えた写真集。華やかだった宇宙開発の名残とも言うべき旅客機はもうこの空にみることはできない、さらにこの写真集もいまでは絶版ということで考えるとなんだか物悲しくなってきます。
05. 「TORANSUPERARENTO」 DAISUKE YOKOTA

2010年「1_WALL」写真部門でグランプリを受賞し、現在は国内外で評価が高い写真家・横田大輔による写真集。2014年に刊行した『VERTIGO』(モノクロ)をベースにリメイクした一冊(カラー多様)で、透過フィルムやカラーフィルムを重ね、ページをめくるごとにイメージが変化していきます。
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